VPLS MAC アドレス タイムアウトの設定
VPLS テーブルから MAC アドレス エントリーをクリアするか、VPLS テーブルのデフォルトのタイムアウト間隔を変更することで、VPLS ドメインを微調整できます。
Junos OS リリース 8.4 以降を実行する MX シリーズ ルーターでは、特定の VPLS ルーティング インスタンスではなく、ルーター全体の MAC テーブル内のエントリーの有効期限を設定できます。ルーター全体の有効期限を設定するには、 階層レベルで ステートメントを含めmac-table-aging-time seconds
ます[edit protocols l2-learning]
。例えば、MACアゲージングには、[edit routing-instances routing-instance-name protocols vpls]
階層レベルでステートメントmac-table-aging-time
が含まれます。
VPLSテーブルからすべてのMACアドレスエントリーをクリアするには、 コマンドを発行します clear vpls mac-address
。 logical-system logical-system-name
論理システム内のエントリをクリアするオプションを追加し、 instance instance-name
特定の VPLS インスタンス内のエントリをクリアするオプションを含めます。個々のMACアドレスを削除するには、 mac-address
オプションを使用します。
VPLSテーブルのタイムアウト間隔を設定するには、階層レベルでステート mac-table-aging-time
メントを含めます [edit routing-instances instance-name protocols vpls]
。既定の間隔は 300 秒で、最小 10 秒、最大 100 万秒です。一般的に、小規模で安定した VPLS ネットワークには長い値を設定し、大規模で動的な VPLS ネットワークには短い値を設定できます。特定の MAC アドレスのトラフィックが受信されない場合、M シリーズおよび T シリーズ ルーターは、VPLS テーブルから MAC アドレス エントリーを自動的にクリアする前に、さらに 1 つの間隔を待ちます。 MXシリーズルーターは、この間隔を待機しません。
[edit] routing-instances {instance-name
{ protocols { vpls { mac-table-aging-timeseconds
; } } } }