ジオフェンシングを有効にする
WLANの不正使用に対する特別な予防措置として、ジオフェンシングを有効にすることができます。
ジオフェンシングとは、RSSIが設定レベルを下回るクライアントがネットワークに接続できないようにAPがブロックすることです。たとえば、施設外のユーザーが無線ネットワークを使用できないようにするためです。既存のクライアントは、RSSIが貧弱になっても切断されたりブロックされたりすることはありません。
ジオフェンシングは、2.4 GHz、5 GHz、6 GHz の無線帯域で使用できます。なお、2.4 GHz および 5 GHz 帯域ではファームウェア バージョン 0.8.x 以降が動作している必要があり、6 GHz 無線帯域ではファームウェア バージョン 0.12.x 以降が必要です。
WLAN でジオフェンシングを有効にするには:
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Mist ポータルで、[ Site > Wireless |WLAN を選択し、[ Add WLAN ] ボタンをクリックするか、リストから既存の WLAN を選択します。
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WLAN設定ページを下にスクロールして、[ ジオフェンス ]セクションを表示します。
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ジオフェンスを有効にする無線帯域を選択し、最小 RSSI の値(-70 や -75 など)を入力します。

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ページの一番上までスクロールし、[ 保存] をクリックします。
特定の WLAN に対してジオフェンシングを有効にした後、デバイス プロファイルを使用して、必要な AP のコレクションにジオフェンシングを適用できます。そのためには、WLANテンプレートにSSID(WLAN)を含め、そのテンプレートをデバイスプロファイルに添付します。AP をデバイス プロファイルに追加し、プロファイルを保存すると、接続された AP がジオフェンスを継承します。