IP 設定の構成
アクセスポイント(AP)のIP設定を個別に行うか(特別なユースケースの場合)、デバイスプロファイルで(類似デバイス間で一貫した設定を行うため)構成します。
Juniper Mist AP はネイティブ VLAN とタグ付き VLAN の両方をサポートしており、AP 上の各イーサネット インターフェイスに複数の VLAN ID を指定できます。
初めて電源を入れると、Juniper Mist APはEth0インターフェイスを介してDHCP要求を送信します。APに接続されているスイッチポートは、トランクポートであるか、VLAN IDが1のネイティブVLANで設定されている必要があります。この接続は、Juniper Mist ポータルから AP を構成できるクラウドへのパスを提供します。
AP で Eth0 を設定する場合は、任意の VLAN を使用できます。ただし、設定を誤ると、指定されたVLANを使用してAPがネットワークに接続できないことに注意してください。このプロセスが失敗した場合は、AP を工場出荷時の状態にリセットして VLAN=1 に戻す必要があります。
AP が IP アドレスを取得できない場合、LED は 3 回点滅します。 APステータスLEDは何を示しているかを参照してください。
APに静的IPアドレスを割り当てることもできます。
AP 構成ページで、各 AP の IP 設定をセットアップできます。または、デバイスプロファイルを使用してこれらの設定を行い、一度に複数のAPに適用することもできます。デバイス プロファイルと個々の AP 設定の間に競合する設定がある場合、AP は、個々の AP 設定ページで [Override Profile] オプションを無効にするまで、独自の設定を使用し続けます。
デバイスプロファイルでIP設定を構成するには:
- Mist ポータルで、[ Organization > Device Profiles] をクリックします。デバイスプロファイルをクリックし、[ IPアドレス ]セクションまで下にスクロールします。
- 以下を設定します。
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DHCP—DHCP サービスを使用してプロファイル内の AP に IP アドレスを割り当てる場合は、このオプションを選択します。
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[静的(Static)]:[組織>デバイスプロファイル(Organization Device Profiles)] ページでは設定できません。代わりに AP 設定ページを使用してください。
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[VLAN ID]:AP が接続する VLAN ID を指定します。
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[MTU]:デフォルトの MTU を 1500 から指定した値に変更するには、このオプションを有効にします。AP は、この MTU をスイッチで使用します。
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画面右上の [ 保存 ] をクリックします。
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AP の設定が個々のレベルで上書きされているかどうかを確認するには、Mist メニューの [Access Points ] をクリックし、デバイス プロファイルで各 AP の設定を確認します。