RTLS:AeroScoutとCentrak社
ジュニパーのAPは、RTLS(リアルタイム位置情報システム)、またはAeroScoutやCentrakなどのアセット追跡システムをサポートすることができます。これらのシステムは、Wi-Fiタグを使用して独自のビーコンをジュニパーAPに送信し、ジュニパーAPは信号を受信してRTLSにデータを送信します。
詳細情報
AeroScout システムでは、監視対象領域のアセットに AeroScout タグが配置されます。これらのタグは定期的に短いWi-Fiメッセージを送信し、信号の範囲内にあるジュニパーAPがこれを検出します。ジュニパーAPは、メッセージのRSSI(受信信号強度表示)を測定し、RSSIデータとともにAeroScoutエンジンサーバーに転送します。RSSI 情報は、データを転送している各ジュニパー AP に対するタグ付きアセットの空間位置を計算するために使用されます。
良好な三辺測量を行うには、少なくとも3つのジュニパーAPが信号を受信する必要があることに注意してください。さらに、ジュニパーAPは、サポートされているファームウェアを実行している必要があり、もちろん、信号をリッスンし、メインのRTLSシステムに戻るパスを持つように構成されている必要があります。