SRXシリーズファイアウォールのネットワーク設定
以下の手順に従って、SRXシリーズファイアウォール用のネットワークを設定します。
ネットワークは、Juniper WAN Assurance設計におけるリクエストの送信元です。Juniper® SRXシリーズファイアウォールでは、ネットワークがアドレス帳を作成し、セキュリティポリシーと高度なポリシーベースルーティング(APBR)ポリシーのソースとして使用します。
ネットワークでは、ユーザーのグループを定義できます。WAN設計では、LANセグメント経由でアプリケーションにアクセスするソースを特定し、ユーザーを設定する必要があります。ユーザーは送信元アドレスであり、後でアプリケーション ポリシーで使用できます。
Juniper Mist™クラウドポータルでネットワークを作成したら、ポータルで企業全体のネットワークを使用できます。WAN Assurance設計では、アプリケーションポリシーのソースとしてネットワークを使用します。
ネットワークを設定するには:
サイトの変数
サイト変数は、サイトごとに設定できます。サイト変数を使用すると、複数のネットワークを定義することなく、サイトごとに異なる値を持つ同じネットワーク定義を使用できます。変数の形式は{{variable_name}}です。変数を使用してネットワークを定義することは、WAN エッジ テンプレート構成の一般的な方法です。
このラベルの付いたフィールドには、特定の変数を入力し始めると、一致する変数(設定されている場合)も表示されます。このフィールドには、組織内のすべてのサイトの変数が一覧表示されます。

組織全体の変数リストは、 GET /api/v1/orgs/:org_id/vars/search?var=* を使用して表示できます。このリストは、サイト設定で変数が追加されると入力されます。
図 2 は、絶対値とサイト変数を使用してネットワークを構成する 2 つの例を示しています。

サイト変数は、 組織 > 管理> サイト構成 ペインで定義できます。

このタスクでは、VLAN ID とサブネット IP アドレスの変数を使用します。最初の 3 つのオクテットを含むサイト変数は、 図 4 に示すようにサブネット IP アドレス変数値に置き換えます。
