サブスクリプション スコープJuniper Mist
どのサブスクリプションが組織またはサイトレベルで運用されているかを把握し、サブスクリプションの使用状況の計算に使用される指標を理解します。最後に、サイトにサブスクリプションを適用します。
Juniper Mist は、組織レベルとサイト レベルの両方でサブスクリプションを提供します。
企業全体に適用される場合、サブスクリプションは特定のハードウェアやサイトに縛られません。代わりに、組織にライセンスが追加されるたびに、組織全体でその機能を使用できるデバイスの数が増えます。
または、特定の機能に対してサイト レベルでサブスクリプションを適用することもできます。特定のサイトで機能サブスクリプションが有効になっている場合、そのサイトにのみ影響します。割り当てられたすべてのアクセスポイント(AP)は、対応するサブスクリプションを消費します。
次の表と図は、Juniper Mist サブスクリプションのスコープをまとめたものです。
| 機能 | 組織レベル | サイトレベルの | サブスクリプション利用状況 |
|---|---|---|---|
| アクセスアシュアランス |
✓ | - | NACを使用しているアクティブクライアントの数 |
| アセットの可視化 |
- | ✓ | APまたはビーコンポイントの数 |
| 仮想ネットワークアシスタント「Marvis」(無線) |
✓ | - | APまたはビーコンポイントの数 |
| 仮想ネットワークアシスタント「Marvis」(有線) | ✓ | - | スイッチの数 |
| 仮想ネットワークアシスタント「Marvis」(WAN) | ✓ | - | WAN Edgesの数 |
| Marvisクライアント | ✓ | クライアント数 | |
| Mist Edge |
✓ | - | トンネルを形成するAPの数 |
| Premium Analytics |
✓* | - |
|
| vBLEエンゲージメント |
- | ✓ | APまたはビーコンポイントの数 |
| WAN Assurance |
✓ | - | WAN Edgesの数 |
| Wi-Fi管理と保証 |
✓ | - | APまたはビーコンポイントの数 |
| wired assurance | ✓ | ✓ ** | スイッチの数 |
| * 特定のテクノロジー(無線、有線、WAN)に適用 ** クラス4サブスクリプションのWired Assuranceにのみ適用されます。 |
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特定のサイトにサブスクリプションを適用するには:
左側のメニューから、 [Organization > Admin > Subscriptions](組織管理者サブスクリプション) を選択します。
サブスクリプションの種類をクリックして、サブスクリプションウィンドウを開きます。

右側の[ サイトの有効化/無効化 ]オプションがアクティブになっていることがわかります。これは、選択したサイトにサブスクリプションを適用できることを示します。それ以外の場合、オプションはグレー表示されます。
[ サイトの有効化/無効化 ] をクリックして、サブスクリプションを適用する組織内の特定のサイトを選択します。
例
組織レベルのサブスクリプション
10のサイトと100台のデバイスを持つ組織を考えてみましょう。これらの100台のデバイスには802.1Xが必要です。その後、100 個のサブスクリプションが必要になり、組織レベルで適用する必要があります。ここでは、ライセンスは組織レベルで計算されます。サイト間でデバイスを移動できます。サブスクリプションの合計数が購入したサブスクリプション (100) 内にある限り、デバイスは機能を使用できます。
サイトレベルのサブスクリプション
10のサイトと100台のデバイスを持つ組織を考えてみましょう。たとえば、組織の5つのサイトにある20台のデバイスにMarvisが必要で、他の5つのサイトにある残りのデバイスにはMarvisは必要ないとします。その後、5 つのサイトのみを有効にし、20 のサブスクリプションを適用できます。この 20 個のサブスクリプションは、これら 5 つのサイト内のデバイス間で利用されています。