レイヤー 1 アクション

不良ケーブル

Marvisは、アクセスポイント(AP)、スイッチ、またはWANエッジデバイスに接続されたケーブルの障害を検出できます。

ケーブルの故障はネットワーク問題の根本原因の1つであり、ユーザーエクスペリエンスの問題として現れます。障害のあるケーブルを手動で特定するのは困難で時間のかかる作業です。Marvisは、フレームエラー、リンク統計、リンクエラー、トラフィックパターンなどのケーブルデータを使用して、不良ケーブルを簡単に検出できます。

不良ケーブルアクションは、AP、スイッチ、WANエッジデバイスがサイトで検出したケーブルの問題を示します。詳細セクションには、スイッチ、AP、WANエッジデバイスが問題を検出したかどうかが表示されます。

Marvisは頻繁に再起動するAPを監視して、再起動の原因がケーブル不良かどうかを判断します。たとえば、1 つの AP が頻繁に再起動されるのに、同じスイッチに接続されている他の AP が再起動しない場合、ケーブルの故障を示している可能性があります。

WAN Edge が検出された問題の場合は、次の手順を実行する必要があります。

• リンクの両側でデュプレックス設定が全二重であることを確認します。

• ケーブルを交換して、ケーブルの欠陥による問題を除外します。

• SFPを変更し、ステータスを確認します。

• ポートを変更して、NICカードの問題を除外します。

• レイヤー2デバイス(モデムまたはルーター)を変更します。

次の例は、この問題を示しています。

問題を修正した後、Mist AIはAP、スイッチ、またはWANエッジを一定期間監視し、ケーブルの問題が本当に解決されたことを確認します。したがって、不良ケーブルアクションが自動的に解決され、[最新の更新]セクションに表示されるまでに最大24時間かかる場合があります。