Bluetoothベースの屋内位置情報サービス\を有効にする

仮想Bluetooth LE(vBLE)により、企業は位置情報サービスを顧客と従業員に提供できます。ジュニパーネットワークスのAP(アクセスポイント)は、BLE信号を送信し、エリア全体をBLEで覆うダイナミック8アンテナアレイを使用します。

vBLEアンテナアレイでBLE信号を送信して屋内ロケーションの道案内をする場合は、vBLEエンゲージメントを有効にします。これは、小売業などで、たとえば、店舗の顧客が特定の部門への行き方の道順を必要とする場合に便利です。

AP をアセット追跡にも使用する場合は、アセットの可視化を有効にします。アセットの可視化を有効にすると、APはBLEタグを含むデバイスをリッスンして検出します。これは、機器の追跡、占有状況の監視、または人員配置の分析に役立ちます。

vBLEエンゲージメントとアセットの可視化は、サイト構成またはJuniper Mistポータルのデバイスプロファイルで有効にできます。この手順では、サイトレベルで有効にします。

Bluetoothベースの屋内位置情報サービス\を有効にするには:

Juniper Mist ポータルの左側のメニューから、 [組織>サイト構成] を選択します。
位置情報サービスを有効にするサイトを選択します。
[Bluetoothベースの屋内位置情報サービス\]まで下にスクロールします。
[vBLE エンゲージメント(vBLE Engagement)] チェックボックスをオンにします。

これにより、このサイトのすべてのAPのvBLEアレイが有効になります。すべてのAPがBLE信号を送信し、場所の道案内を行います。
(オプション)AP で 9 番目のオムニビーム(「スーパービーコン」)を送信する場合は、[App Wakeup] チェックボックスをオンにします。
たとえば、小売業者が店舗の正面に「スーパービーコン」を設置する必要があるとします。顧客が店に入ると、小売業者のMist SDK対応モバイルアプリケーションに通知が届きます。ビジネス目標に基づいて実装できるユースケースは他にも多数あります。

(オプション)AP を使用してアセットを追跡する場合は、[アセットの可視化(Asset Visibility)] チェックボックスをオンにします。

手記：

vBLEエンゲージメントとアセットの可視化の両方を有効にした場合、APはBLE信号を送受信する必要があります。パフォーマンスを最適化するには、ユースケースに必要な機能のみを有効にします。

以下の表は、APがJuniper Mistクラウドにデータを送信する速度に、選択内容がどのように影響するかを示しています。