レイヤー 2 VPN、レイヤー 2 回線、VPLS 向け MPLSV 向け BFD の設定
仮想回線接続検証(RJV)の双方向転送検出(BFD)をサポートしているため、その制御チャネルで使用する対応する運用および管理機能に加えて、疑似配線の制御チャネルを設定できます。BFDは、疑似配線データパスの継続的な監視とデータプレーンの障害の検出のための低リソースメカニズムを提供します。
この機能は、RFC 5885、 擬似配線仮想回線接続検証(RPCV)のBFD(Bidirectional Forwarding Detection)で説明されているように、RPCVの非同期モードBFDをサポートします。また、ping 操作を使用して疑似回線の障害を検出することもできます。ただし、ping 操作に必要な処理リソースは、BFD に必要なリソースよりも大きくなります。さらに、BFDは、データプレーンの障害をCCV pingよりも速く検出できます。疑似配線のBFDは、レイヤー2回線(LDPベース)、レイヤー2 VPN(BGPベース)、VPLS(LDPベースまたはBGPベース)でサポートされています。
レイヤー 2 VPN に OAM および BFD を設定するには、 階層レベルで ステートメントとサブステートメントを[edit routing-instances routing-instance-name protocols l2vpn]
含oam
めます。
oam { bfd-liveness-detection; ping-interval ; ping-multiplier; }
VPLSとレイヤー2回線に同じOAMステートメントの多くを設定できます。
VPLSのOAMを有効にするには、 階層レベルと 階層レベルで
[edit routing-instances routing-instance-name protocols vpls]
ステートメントとサブステート メントを[edit routing-instances routing-instance-name protocols vpls neighbor address]
設定oam
します。階層レベルで[edit routing-instances routing-instance-name protocols l2vpn oam control-channel]
設定された ステートメントはpwe3-control-word
、VPLS設定には適用できません。レイヤー 2 回線で OAM を有効にするには、 階層レベルで ステートメントとサブステート メントを
[edit protocols l2circuit neighbor address interface interface-name]
設定oam
します。階層レベルで[edit routing-instances routing-instance-name protocols l2vpn oam]
設定された ステートメントとサブステートメントはcontrol-channel
、レイヤー2回線設定には適用されません。
コマンドを show ldp database extensive
使用すると、MPLS 制御チャネルに関する情報を表示し show bfd session extensive
、 コマンドを使用して、レイヤー 2 VPN、レイヤー 2 回線、VPLS の BFD に関する情報を表示できます。