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VPN 内の PE ルーター間の IBGP セッションの設定

PE ルーター間で IBGP セッションを設定して、PE ルーターが VPN で発信および終了するルートに関する情報を交換できるようにする必要があります。PEルーターは、この情報に基づいて、リモートサイト宛てのトラフィックに使用するラベルを決定します。

VPNのIBGPセッションを次のように設定します。

local-addressステートメントのIPアドレスは、ローカルPEルーター上のループバックインターフェイスのアドレスです。VPN の IBGP セッションは、ループバック アドレスを介して実行されます。([edit interfaces]階層レベルでループバックインターフェイスも設定する必要があります。)

neighborステートメントのIPアドレスは、隣接するPEルーターのループバックアドレスです。RSVP シグナリングを使用している場合、この IP アドレスは、MPLS LSP の設定時に、[edit mpls label-switched-path lsp-path-name] 階層レベルの to ステートメントで指定したアドレスと同じです。

familyステートメントにより、レイヤー2VPN、VPLS、EVPN、またはレイヤー3VPNのIBGPセッションを設定できます。

  • レイヤー 2 VPN と VPLS の IBGP セッションを設定するには、[edit protocols bgp group group-name family l2vpn]階層レベルで signaling ステートメントを含めます。

  • EVPNのIBGPセッションを設定するには、[edit protocols bgp group group-name family evpn]階層レベルでsignalingステートメントを含めます。

  • レイヤー3 VPNのIPv4 IBGPセッションを設定するには、[edit protocols bgp group group-name family inet-vpn]階層レベルでunicastステートメントを設定します。

  • レイヤー3 VPNのIPv6 IBGPセッションを設定するには、[edit protocols bgp group group-name family inet6-vpn]階層レベルでunicastステートメントを設定します。

注:

同じピアグループ内で、 family inetfamily inet-vpn の両方、または family inet6family inet6-vpn の両方を設定できます。これにより、同じピアグループ内のIPv4とIPv4の両方のVPNルート、またはIPv6とIPv6の両方のVPNルートのサポートを有効にすることができます。