pingパケットの転送クラスの設定
ping mplsコマンドを実行すると、宛先に転送されるpingパケットにはMPLSラベルが含まれます。ping mplsコマンドでexpオプションを使用することで、これらのpingパケットの転送クラスの値を設定できます。例えば、レイヤー3 VPNにpingを実行するときに転送クラスを5に設定するには、次のコマンドを発行します。
ping mpls l3vpn westcoast source 192.0.2.0 prefix 192.0.2.1 exp 5 count 20 detail
このコマンドは、ルーターが、EXP 転送クラスが 5 の ping パケットを使用して、レイヤー 3 VPN westcoast に ping を試みます。 ping mpls コマンドパケットに使用されるデフォルトの転送クラスは7です。