VPLSのCEデバイスとしてのイーサネットスイッチの設定
VPLS設定では、CEデバイスがルーターである必要はありません。PE ルーターをイーサネット スイッチに直接リンクできます。ただし、注意すべき設定の問題がいくつかあります。
VPLSルーティングインスタンスを設定し、CEイーサネットスイッチとPEルーター間で2つ以上の接続を確立する場合、ループを防ぐためにスイッチ上でスパニングツリープロトコル(STP)を有効にする必要があります。
Junos OS では、標準のブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)フレームが、レイヤー 2 VPN、レイヤー 2 回線、VPLS インスタンスで設定されたものなど、エミュレートされたレイヤー 2 接続を通過できます。ただし、独自の BPDU フレームを生成する CE イーサネット スイッチは、これらのエミュレートされたレイヤー 2 接続用に構成されたジュニパーネットワークスのルーティング プラットフォームで STP を実行できない場合があります。
メモ:
VPLSのドキュメントでは、ルーティング機能を提供するすべてのデバイスを指すために、PEルーターなどの用語「ルーター」という言葉が使用されています。