レイヤー 2 インターワーキング インターフェイスを使用してレイヤー 2 VPN をレイヤー 2 VPN に相互接続する
レイヤー 2 VPN から別のレイヤー 2 VPN に受信したパケットをループするために物理トンネル PIC を使用する代わりに、レイヤー 2 インターワーキング インターフェイスは Junos OS を使用して両方のレイヤー 2 VPN ルートをつなぎ合わせて使用します。
インターワーキング インターフェイスを設定するには、 ステートメントを iw0
含めます。ステートメントは iw0
、 階層レベルで設定されます [edit interfaces]
。
[edit interfaces] iw0 { unit 0 { peer 1; } unit 1 { peer 0; } }
以下のようなペアで、iw(インターワーキング)インターフェイスを常に作成および削除(または無効化)する必要があります。
set interfaces iw0 unit 0 peer-unit 1 set interfaces iw0 unit 1 peer-unit 0
インターワーキング インターフェイスの 1 つだけを削除または無効化すると、エラー メッセージが表示されます。インターフェイスを正常に無効化し、設定エラーを回避するには、両方を無効にする必要があります。
インターワーキング(iw)インターフェイスの設定は、論理トンネル(lt)インターフェイスの設定と似ています。この例では、論理インターフェイスは、このルーターで終端する両方のレイヤー2 VPN接続のエンドポイントに関連付ける必要があります。関連付けを行うためには、 ステートメントを interfaces
含め、 をインターフェイス名に指定 iw0
します。各ルーティング インスタンスの 階層レベルに [edit routing-instances routing-instances-name protocols l2vpn site site-name]
ステートメントを含めます。ステートメントは routing-instances
、 階層レベルで設定されます [edit routing-instances]
。
[edit routing-instances] L2VPN-PE1 { instance-type l2vpn; interface iw0.0; route-distinguisher 65000:3; vrf-target target:65000:2; protocols { l2vpn { encapsulation-type ethernet; site CE3 { site-identifier 3; interface iw0.0 { remote-site-id 1; } } } } } L2VPN-PE5 { instance-type l2vpn; interface iw0.1; route-distinguisher 65000:33; vrf-target target:65000:2; protocols { l2vpn { encapsulation-type ethernet; site CE3 { site-identifier 3; interface iw0.1 { remote-site-id 5; } } } } }
インターフェイス設定に iw0
加えて、レイヤー2インターワーキングプロトコルも l2iw
設定する必要があります。設定 l2iw
がない場合、 l2iw
インターフェイスが存在しているかどうか iw
に関係なく、ルートは形成されません。l2iw プロトコル内では、標準トレース オプションのみを設定できます。機能を機能させるために必要な最小設定を以下に示します。
[edit] protocols { l2iw; }