バーチャル シャーシの事前プロビジョニング済みメンバー情報の設定
MX シリーズ ルーターのバーチャル シャーシを設定するには、 階層レベルで スタンザ[edit virtual-chassis]
を含めvirtual-chassis
、プライマリ ルーターに事前プロビジョニングされた設定を作成する必要があります。事前プロビジョニングされた設定では、バーチャル シャーシ内の両方のメンバー ルーターのシャーシ シリアル番号、メンバー ID、ロールを指定します。
新しいメンバールーターがバーチャルシャーシに参加すると、ソフトウェアはそのシリアル番号を事前プロビジョニングされた設定で指定された値と比較します。参加しているルーターのシリアル番号が設定されたどのシリアル番号とも一致しない場合、ソフトウェアはそのルーターがバーチャル シャーシのメンバーになることを防ぎます。
MXシリーズバーチャルシャーシ用に事前プロビジョニングされたメンバー情報を設定するには、次の手順に従います。
次の例は、2 つのメンバー ルーター用に MX シリーズ バーチャル シャーシが事前プロビジョニングされた設定を示しています。
[edit virtual-chassis] user@gladius# show preprovisioned; no-split-detection; locality-bias; traceoptions { file vccp size 10m; flag all; } member 0 { role routing-engine; serial-number JN115FDADAFB; } member 1 { role routing-engine; serial-number JN10C78D1AFC; }
リリース
説明
14.1
Junos OS リリース 14.1 以降、バーチャル シャーシ構成でローカリティ バイアスを有効にできるようになりました。