設定された最大帯域幅を超えるエグレス帯域幅のトラブルシューティング
問題
説明
エグレス ポートで測定した場合のキューの最大帯域幅は、キューに対して設定された最大帯域幅(shaping-rate
QFX5200、QFX5100、EX4600、QFX3500、QFX3600、OCX1100 スイッチ、QFabric システムのステートメント、 transmit-rate (rate | percentage percent exact
QFX10000 スイッチのステートメント)を超えています。
原因
キュー(転送クラス)または優先グループ(転送クラス セット)に帯域幅を設定すると、スイッチは設定された帯域幅をデータとしてのみ処理します。スイッチは、プリアンブルとフレームに関連付けられたインターフレーム ギャップ(IFG)をレート設定しないため、スイッチは、最大帯域幅の計算において、プリアンブルと IFG によって消費される帯域幅を考慮しません。
プリアンブルとIFGがトラフィック全体に占める割合が大きいため、小さなパケットサイズ(64バイトまたは128バイト)が送信されると、測定されたエグレス帯域幅は設定された最大帯域幅を超えることができます。パケット サイズが大きい場合、プリアンブルと IFG のオーバーヘッドはトラフィック全体のごく一部であり、エグレス帯域幅への影響は軽微です。
ソリューション
パケット サイズが小さい大量のトラフィックが予想されるキューの帯域幅要件を計算する場合、シェーピング レートをデータの最大帯域幅としてのみ考慮してください。計算に十分な帯域幅を追加して、プリアンブルとIFGを考慮して、ポート帯域幅が最大データレート(シェーピングレート)とプリアンブルとIFGを処理するのに十分なようにします。
エグレス ポートで測定された最大帯域幅がキューに割り当てる帯域幅の量を超える場合は、そのキューのシェーピング レートを減らします。