CoS ドロップ プロファイル マップの設定
ドロッププロファイルマップは、指定されたパケット損失の優先度のトラフィックの WRED(Weighted Random Early Detection)プロファイルをスケジューラに関連付けます。スケジューラ マップを使用してスケジューラを転送クラスにマッピングすると、スケジューラに関連付けられたドロップ プロファイル マップによって、指定された WRED ドロップ プロファイルが、指定されたパケット損失優先度と一致する転送クラスのトラフィックに適用されます。
ドロッププロファイルマップを使用すると、同じスケジューラ内で異なるパケット損失の優先度のトラフィックに対して、異なるドロッププロファイルを設定できます。1 つのスケジューラ内で、異なるドロップ プロファイルを低優先度、中高優先度、優先度の高いトラフィックに関連付け、そのスケジューラを転送クラスにマッピングできます。これにより、適切なドロップ プロファイルが、転送クラスの各損失優先度のトラフィックに適用されます。ドロップ プロファイル マップはすべてのトラフィック プロトコルに適用されます。
ドロッププロファイルマップを設定するには:
目的のスケジューラについては、トラフィック損失の優先度を設定し、その損失優先度のトラフィックのドロップ特性の制御に使用するドロップ プロファイルを指定します。
[edit class-of-service] user@switch# set schedulers scheduler-name drop-profile-map loss-priority level protocol any drop-profile drop-profile-name
メモ:QFX10000スイッチは、設定部分を
protocol any
サポートしていません。ドロップ プロファイルはすべてのプロトコルに適用されます。