CoS BA 分類子の定義(DSCP、DSCP IPv6、IEEE 802.1p)
概要
パケット分類は、受信パケットを特定の CoS サービス レベルに関連付けます。動作集約(BA)分類子は、DSCP または DSCP IPv6(差別化サービス コード ポイント)値、IEEE 802.1p CoS 値、またはパケット ヘッダーの MPLS EXP 値を調べて、パケットに適用される CoS 設定を決定します。( MPLS トラフィックの EXP 分類子を 定義する方法については、「 グローバル MPLS EXP 分類子の設定」を参照してください)。BA 分類子を使用すると、受信 CoS 値に基づいてパケットの転送クラスと損失の優先度を設定できます。
ほとんどのデバイスの 1 つであるユニキャスト トラフィックは、マルチエスティネーション(mulitcast、ブロードキャスト、宛先ルックアップの失敗)トラフィックとは異なる分類子を使用します。階層レベルで ステートメントを[edit class-of-service]
使用multi-destination
して、マルチエスティネーションBA分類子を設定します。
マルチデシネーション分類子は、すべてのスイッチ インターフェイスに適用され、マルチキャスト、ブロードキャスト、および宛先ルックアップ失敗(DLF)トラフィックを処理します。単一のインターフェイスまたはさまざまなインターフェイスに、マルチデスティネーションの分類子を適用することはできません。
プラットフォーム固有の情報
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OCX シリーズ スイッチは、MPLS EXP 分類子をサポートしていません。
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QFX10000スイッチとNFXシリーズのデバイスでは、ユニキャストとマルチデスティネーションのトラフィックは、同じ分類子と転送クラスを使用します。
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QFX5130、QFX5700、QFX5220スイッチは、DSCP IPv6の分類子とルールの書き換えをサポートしていません。ただし、DSCP 分類子を適用し、IPV6 トラフィックのルールを書き換えすることもできます。
BA 分類子の設定
CLI を使用して DSCP、DSCP IPv6、または IEEE 802.1p BA 分類子を設定するには、次の手順に従います。