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インターフェイスおよびルーターのクロックソース

ルーターとインターフェイスの両方で、クロックソースは、コントロールボードにあるルーターの内部Stratum 3クロック、または設定されたインターフェイスから受信した外部クロックにすることができます。

インターフェイスとルーターのクロックソースの概要

ルーターを設定する場合、各インターフェイスの 送信クロック を設定できます。送信クロックは、ルーターのインターフェイスを介して送信される各発信パケットを揃えます。ルーターとインターフェイスの両方で、クロックソースは、コントロールボードにあるルーターの内部Stratum 3クロック、または設定しているインターフェイスから受信した外部クロックです。例えば、インターフェイスAは、インターフェイスAの受信されたクロック(外部、ループタイミング)またはStratum 3クロック(内部、ラインタイミング)で送信できます。インターフェイスAは、他のソースからのクロックを使用できません。

デフォルトでは、各インターフェイスはルーターの内部 Stratum 3 クロックを使用します。各インターフェイスのクロック ソースを設定するには、[edit interfaces interface-name] 階層レベルで clocking ステートメントを含めます。

システム基準クロックは、ルータータイプに応じて、異なるシステムコンポーネントから生成できます。たとえば、 図 1 は、M120 ルーターのさまざまなクロック ソースを示しています。

図1:M120ルーターのクロックソース M120 Router Clock Sources

外部クロック同期インターフェイスの設定

M40e、M120、M320、T640、およびT1600ルーターは、内部Stratum 3クロックを外部ソースに同期してから、シャーシインターフェイスクロックを外部ソースに同期するように設定可能な外部同期インターフェイスをサポートしています。

この機能は、Building Integrated Timing System(BITS)または SDH Equipment Timing Source(SETS)タイミング ソース、または同等の品質のタイミング ソースを使用する外部プライマリおよびセカンダリ インターフェイスに対して設定できます。物理インターフェイスカード(PIC)上のSONET/SDH、PDH(プレシオ同期デジタル階層)、およびデジタル階層(DS1)インターフェイスに内部タイミングが設定されている場合、インターフェイスの送信クロックはBITS/SETSタイミングに同期され、ネットワーク内のタイミングにトレース可能です。

外部クロック同期インターフェイスをサポートするルーターとスイッチには、次のものがあります。

  • M40e、M120、M320ルーター

  • T640およびT1600ルーター

ルーターで外部同期を設定するには、[edit chassis]階層レベルでsynchronizationステートメントを含めます。

synchronizationステートメントオプションを使用して、プライマリおよびセカンダリのタイミングソースを指定します。これを行うには、次のオプションを設定します。

  • M120およびM320ルーターでは、インターフェイスの信号タイプモード( t1 または e1)を指定します。M40e、T640、およびT1600ルーターでは、 t1 信号タイプモードのみがサポートされています。デフォルト設定は t1 です。

  • T640およびT1600ルーターでは、外部クロックインターフェイスはSONETクロックジェネレーター(SCG-T-EC)でサポートされています。SONET クロック ジェネレーター(SCG-T)の外部クロック インターフェイスはサポートされていません。

  • 優先度の低い同期を有効で優先度の高い同期に切り替えることができる場合、スイッチング モードを revertive に指定します。

  • M320ルーターの場合、Y字型ケーブルを使用して単一の信号を両方のコントロールボード(CB)に配線する必要があることを指定します。M40eルーターの場合、信号はCIPに配線され、Y字型ケーブル機能はこのシステムに組み込まれています。

    y-cable-line-terminationオプションは、M40e、M120、T640、およびT1600ルーターでは使用できません。

  • 診断タイミング信号を送信するかどうかを制御します。

    transmitter-enableオプションは、M120、T640、およびT1600ルーターでは使用できません。

  • 検証間隔を設定します。 validation-interval オプションは、同期ソースの同期偏差を検証します。リバーティブ スイッチングが有効で、優先度の高いクロックが検証された場合、クロック モジュールは優先度の高いクロックに誘導され、設定済み同期とアクティブな同期がすべて検証されます。検証タイマーは、現在の検証間隔が経過した後に再開されます。検証間隔は、90 秒から 86,400 秒までの値です。デフォルト値は90秒です。M120ルーターの場合、 validation-interval オプションの範囲は30〜86,400で、デフォルト値は 30です。

  • primary (external-a | external-b) ステートメントを使用して、プライマリ外部タイミング ソースを指定します。

  • secondary (external-a | external-b) ステートメントを使用して、セカンダリ外部タイミング ソースを指定します。