システムのトラブルシューティング
Junos OS プロセスによって生成されたコア ファイルを保存する
デフォルトでは、内部Junos OSプロセスがコアファイルを生成すると、ファイルと関連するコンテキスト情報が /var/tmp/process-name.coreというcore-number名前の圧縮タールファイルに保存されます。tgz。コンテキスト情報には、設定およびシステム ログ メッセージ ファイルが含まれます。
コア ファイルと関連するコンテキスト情報の保存を無効にするには:
[edit system] no-saved-core-context;
コア ファイルのみを保存するには、以下の手順にしたがっています。
[edit system] saved-core-files number;
保存するコア ファイルの数はここで number 、1~10 の値を指定できます。
コンテクスト情報と共にコア ファイルを保存するには:
[edit system] saved-core-context;
Junos OS プロセスからのコア ファイルの表示
Junos OSの内部プロセスでコアファイルが生成されると、/var/crash/および /var/tmp/ で出力を見つけることができます。Junos OS Evolvedでは、ルーティングエンジンコアファイル用の/var/core/で出力コアファイルを、FPCコアファイル用に/var/lib/ftp/in/in/を見つけることができます。これらのディレクトリを使用すると、大規模なネットワーク全体でコアの問題を迅速に検出できます。
CLI コマンド show system core-dumps
を使用してコア ファイルを表示します。
root@host> show system core-dumps -rw------- 1 root wheel 268369920 Jun 18 17:59 /var/crash/vmcore.0 -rw-rw---- 1 root field 3371008 Jun 18 17:53 /var/tmp/rpd.core.0 -rw-r--r-- 1 root wheel 27775914 Jun 18 17:59 /var/crash/kernel.0