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PPP加入者のMTUおよびMRUの設定

ポイントツーポイントプロトコル(PPP)加入者には、最大送信単位(MTU)と最大受信単位を設定できます。この設定は、以下のPPP加入者でサポートされています。

  • PPP over Ethernet(PPPoE)加入者

  • PPP over Ethernet over ATM(PPPoE over ATM)加入者

  • PPP over ATM(PPPoA)加入者

  • トンネル化されたPPP LAC加入者

  • トンネル化されたPPP LNS加入者

MTU設定は、フラグメント化なしにPPP接続を介して送信できる最大許容データユニットサイズ(バイト単位)を指定します。このサイズには、下位レイヤーのヘッダーサイズは含まれていません。この設定では、明示的な MTU 値を設定するか、下位レイヤーヘッダーサイズを除くインターフェイスに設定された MTU 値を使用するかを選択できます。

MRU設定は、動的および静的PPP加入者とL2TPトンネル加入者に対して、ルーターがリンク制御プロトコル(LCP)ネゴシエーション時に使用する最大受信ユニット(MRU)のサイズを指定します。

PPP加入者のMTUおよびMRU値を設定するには:

  • (オプション)動的 PPP 加入者(動的 PPPoE および ATM 加入者上の PPPoE を含む)の MTU と MRU を設定します。
  • (オプション)静的 PPP 加入者(ATM 上の PPP 加入者を含む)の MTU と MRU を設定します。
  • (オプション)L2TP LNSの動的トンネルPPP加入者のMTUとMRUを設定します。
  • (オプション)L2TP LNSの静的トンネルPPP加入者のMTUとMRUを設定します。
  • グループプロファイルに関連付けられた静的および動的PPP加入者のMTUとMRUを設定します。