DCBX モードの設定
インターフェイスが接続されたピアとの通信に使用する DCBX モードを設定できます。次の 3 つの DCBX モードがサポートされています。
自動ネゴシエーション:インターフェイスは接続されたピアとネゴシエートして、DCBX モードを決定します。これはデフォルトの DCBX モードです。
IEEE DCBX—インターフェイスは、IEEE DCBX タイプ、長さ、および値(TLV)を使用して、接続されたピアと DCBX 情報を交換します。QFX3500 ノード デバイスは、デフォルトで IEEE DCBX を有効にして起動し、接続されたピアと自動ネゴシエートして最終的な DCBX モードを決定します。
DCBX バージョン 1.01:インターフェイスは、CEE(統合型拡張イーサネット)DCBX バージョン 1.01 TLV を使用して、接続されたピアと DCBX 情報を交換します。QFabric システム QFX3500 スイッチ以外のノード デバイスは、デフォルトで DCBX バージョン 1.01 が有効になっている状態で起動し、接続されたピアと自動ネゴシエートして最終的な DCBX モードを決定します。
DCBX バージョン 1.00 など、DCBX の CEE (DCB 以前) バージョンはサポートされていません。インターフェイスが CEE より前の DCBX TLV を持つ LLDP フレームを受信すると、システムはフレームをドロップします。
1 つのインターフェイスまたはすべてのインターフェイスに モードを指定して、DCBX モードを設定します。
DCBX モードを設定するには、インターフェイスとモードを指定します。
[edit protocols dcbx] user@switch# set interface interface-name dcbx-version (auto-negotiate | ieee-dcbx | dcbx-version-1.01)
たとえば、インターフェイス
xe-0/0/21
で DCBX バージョン 1.01 を設定するには:user@switch# set protocols dcbx interface xe-0/0/21 dcbx-version dcbx-version-1.01
すべてのインターフェイスで IEEE DCBX を設定するには:
user@switch# set protocols dcbx interface all dcbx-version ieee-dcbx