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DHCPv6 ラピッド コミット

DHCPv6 ラピッド コミットの設定(MX シリーズ、EX シリーズ)

DHCPv6 ラピッド コミット オプション(DHCPv6 オプション 14)をサポートするように DHCPv6 ローカル サーバーを設定できます。ラピッド コミットが有効になっている場合、サーバーは DHCPv6 クライアントから送信される送信請求メッセージの [ラピッド コミット] オプションを認識します。(DHCPv6 クライアントは、要請メッセージに DHCPv6 ラピッド コミット オプションを含めるように個別に設定されています)。その後、サーバーとクライアントは、既定の 4 つのメッセージ交換 (要請、アドバタイズ、要求、および応答) ではなく、2 つのメッセージ交換 (要請と応答) を使用してクライアントを構成します。2 つのメッセージ交換により、クライアント構成が高速化され、ネットワークに負荷がかかる環境で有益です。

DHCPv6 ローカル サーバーは、グローバルに、特定のグループに対して、または特定のインターフェイスに対して、Rapid Commit オプションをサポートするように設定できます。デフォルトでは、DHCPv6 ローカルサーバーでの高速コミットのサポートは無効になっています。

DHCPv6 ラピッド コミット オプションをサポートするように DHCPv6 ローカル サーバーを設定するには、次の手順を実行します。

  1. overridesオプションを設定することを指定します。
  2. 迅速なコミットのサポートを有効にします。

DHCPv6 クライアント ラピッド コミット オプションの設定

DHCPv6 クライアントは、迅速な 2 つのメッセージ交換(送信請求と応答)を通じて、DHCPv6 サーバーから設定パラメータを取得できます。DHCPv6 クライアントと DHCPv6 サーバーの両方で Rapid Commit オプションが有効になっている場合、デフォルトの 4 つの方法交換(送信請求、アドバタイズ、要求、および応答)ではなく、2 つのメッセージ交換が使用されます。2 つのメッセージ交換により、クライアント構成が迅速になり、ネットワークに負荷がかかっている環境で有益です。

SRX300、SRX320、SRX340、SRX550M、および SRX1500 デバイスで DHCPv6 ラピッド コミット オプションをサポートするよう DHCPv6 クライアントを設定するには、次の手順に従います。

  1. DHCPv6 クライアント インターフェイスを指定します。
  2. アドレス割り当ての 2 メッセージ交換オプションを構成します。