ハッシュ値に基づいたフローごとのロード バランシングの設定
デフォルトでは、Junos OS は、複数の等コスト パスが利用可能な場合、宛先アドレスのみに基づくハッシュ方式を使用して、転送ネクスト ホップを選択します。デフォルトでは、すべてのパケット転送エンジンスロットに同じハッシュ値が割り当てられます。
ルーターまたはスイッチを設定して、各パケット転送エンジン スロットに一意のロード バランシング ハッシュ値を割り当てることで、ルーター固有またはスイッチ固有のロードバランシングを有効にすることができます。
フローごとのロードバランシングを設定するには。[edit forwarding-options]階層レベルにload-balanceステートメントを含めます。
[edit forwarding-options] load-balance { indexed-load-balance; per-flow { hash-seed; } }
フロー単位のロードバランシングを有効にするには、 hash-seed ステートメントを含める必要があります。Junos OSは、ハッシュアルゴリズムの値を自動的に選択します。フロー単位のロードバランシングを有効にした場合、 hash-seed ステートメントに特定の値を設定することはできません。