ハッシュ値に基づくフロー単位のロード バランシングの設定
デフォルトでは、Junos OS は宛先アドレスのみに基づくハッシュ方式を使用し、複数のイコールコスト パスが利用可能な場合、転送ネクストホップを選択します。すべてのパケット転送エンジンスロットには、デフォルトで同じハッシュ値が割り当てられます。
ルーター固有またはスイッチ固有のロード バランシングを有効にするには、ルーターまたはスイッチを設定して、各パケット転送エンジン スロットに一意のロード バランス ハッシュ値を割り当てます。
メモ:
この機能は、M120、M320、およびMXシリーズルーターでのみサポートされます。
フローごとのロード バランシングを設定します。 load-balance
階層レベルで ステートメントを含めます [edit forwarding-options]
。
[edit forwarding-options] load-balance { indexed-load-balance; per-flow { hash-seed; } }
フロー単位のロード バランシングを有効にするには、 ステートメントを含める hash-seed
必要があります。Junos OSは、ハッシュアルゴリズムの値を自動的に選択します。フロー単位のロード バランシングを有効にした場合、 hash-seed
ステートメントに特定の値を設定することはできません。