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ポリサーオーバーヘッドの設定

ポリサーオーバーヘッドを設定することで、インターフェイスで送受信されるトラフィックの速度を制御できます。ポリサーオーバーヘッドを設定すると、設定されたポリサーオーバーヘッド値(バイト)が最終イーサネットフレームの長さに追加されます。この計算されたフレームの長さは、ポリサーまたはレート制限アクションを決定するために使用されます。したがって、ポリサーオーバーヘッドにより、インターフェイスで送受信されるトラフィックの速度を制御できます。キューやレイヤー 2 および MAC ポリサーのレート制限を行うために、ポリサーオーバーヘッドを設定できます。ポリサーオーバーヘッドとシェーピングオーバーヘッドは、インターフェイス上で同時に設定できます。

この機能は、IQ2 PICまたはIQ2E PICを搭載したMシリーズおよびTシリーズ ルーター、MXシリーズ DPCでサポートされています。

インターフェイスで送受信されるトラフィックのレートを制御するためのポリサーオーバーヘッドを設定するには:

  1. 設定モードの 階層 レベルで、入力または出力トラフィックにポリサーオーバーヘッドを追加するインターフェイスを作成します。[edit chassis]

    たとえば、以下のように表示されます。

  2. インターフェイスの入力または出力トラフィックを制御するために、ポリサーオーバーヘッドを設定します。この設定には、どちらかのステートメントまたは両方のステートメントを使用できます。

    たとえば、以下のように表示されます。

  3. 設定の確認:
注:

PICのポリサーオーバーヘッドバイトの設定が変更されると、PICはオフラインになり、その後オンラインに戻ります。また、CLIでの設定はPIC単位であるため、PICのすべてのポートに適用されます。