ポリサーオーバーヘッドの設定
ポリサーのオーバーヘッドを設定することで、インターフェイス上で送受信されるトラフィックのレートを制御できます。ポリサーオーバーヘッドを設定すると、設定されたポリサーオーバーヘッド値(バイト)が最終的なイーサネットフレームの長さに追加されます。この計算されたフレームの長さは、ポリサーまたはレート制限アクションを決定するために使用されます。そのため、ポリサーのオーバーヘッドにより、インターフェイス上で送受信されるトラフィックのレートを制御できます。ポリサーオーバーヘッドを設定して、キューとレイヤー2とMACポリサーをレート制限することができます。ポリサーオーバーヘッドとシェーピングオーバーヘッドは、インターフェイス上で同時に設定できます。
この機能は、IQ2 PICまたはIQ2E PICを搭載したMシリーズおよびTシリーズルーター、およびMXシリーズDPCでサポートされています。
インターフェイス上で送受信されるトラフィックのレートを制御するためのポリサーオーバーヘッドを設定するには:
注:
PIC のポリサー オーバーヘッド バイトの設定が変更されると、PIC はオフラインになり、その後オンラインに戻ります。さらに、CLI の設定は PIC 単位であるため、PIC 上のすべてのポートに適用されます。