Mpls
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条件付きRSVP LSPメトリック(cRPD、MX960、PTX1000、QFX10002)—Junos OSリリース22.1R1以降、ローカルで静的に設定されたラベルスイッチパス(LSP)の条件付きメトリックを設定できます。条件付きメトリックは、動的に変化するIGPメトリックに基づいています。Junos OSは、LSPメトリックを、IGPメトリックが到達した最大しきい値に対応する設定された条件付きメトリックに変更します。1つのLSPに対して最大4つの条件付きメトリックを設定できます。
デフォルトでは、 ステートメントで
install
設定されたルートのIGPメトリックは、LSP宛先ルートのIGPメトリック値です。または[edit protocols mpls label-switched-path lsp-name]
階層レベルで ステートメントをtrack-igp-metric <install-v4-prefixes> <install-v6-prefixes>
[edit protocols mpls]
設定した場合、IGPによってインストールされたルートは、代わりにプレフィックスのIGPメトリックを使用します。この機能を設定するには、
conditional igp-metric-threshold threshold-metric-value static-metric-condition-value
[edit protocols mpls label-switched-path lsp-name metric]
階層レベルで ステートメントを使用します。条件付きメトリックが設定されているかどうかを確認するには、 コマンドをshow mpls lsp extensive
使用します。[ LSPメトリック、 メトリック(プロトコルMPLS)、 track-igp-metric(LSP)、 条件付きメトリックの 設定、およびmpls lsp extensiveの表示を参照してください。
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LDP 信号 LSP(MX80、MX104、MX150、MX204、MX240、 MX480、MX960、MX2008、MX2010、MX2020、MX10003、MX10008、MX10016、PTX1000、PTX5000、PTX10001、PTX10008、PTX10016、QFX10002)—Junos OSリリース22.1R1以降、より詳細なレベルでのTTL(Time-to-Live)伝送の無効化に対応しています。LDP 信号の LSP(ラベルスイッチ パス)に特化した TTL 伝送を無効にできます。ルートが非常に長い場合、TTL伝送を無効にして、パケットがパスを通過している間、TTLが期限切れにならないことを確認します。この機能により、ネットワーク トポロジーを非表示にする柔軟性も高くなります。
LDP 信号 LSP の TTL 伝搬を無効にするには、 階層レベルで ステートメントを
[edit protocol ldp]
使用no-propagate-ttl
します。メモ:トップラベルのTTL値がエグレスノードの下のラベルのTTL値よりも小さい場合、Junos OSはTTL値をトップラベルから下のラベルにコピーします。この場合、TTL値は設定されていても
no-propagate-ttl
伝播できます。[ no-propagate-ttl.]