ネットワークの管理と監視
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sFlow は、VRF(PTX1000、PTX10002、PTX10008、QFX10002、QFX10008)を使用した IP-IP トラフィックをサポートしています。Junos OS リリース 21.2R1 以降では、sFlow テクノロジを使用して、複数の仮想ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスでホストされている IP over IP(IP-IP)トラフィックをサンプリングできます。sFlow サンプリングは、トラフィックの送受信インターフェイスがエグレス サンプリング用の IP-IP トラフィックの 2 つの異なる VRF に存在する場合、拡張ルーター データを正しく報告するようになりました。
[ sFlowテクノロジの概要を参照してください。]
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TLS(EX シリーズ、MX シリーズ、PTX シリーズ、QFX シリーズ)を介した syslog のサポート-Junos OS リリース 21.2R1 以降では、トランスポート レイヤー セキュリティ(TLS)プロトコルを介して syslog(制御プレーン)を転送できます。TLS 上で syslog をカプセル化することで、以下が可能になります。
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機密性の高い syslog 情報を送信する前に、リモート宛先(syslog サーバー)を検証します。(認証)
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トランスポート中に syslog を暗号化します。(暗号化)
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データが変更または改ざんされていないことを確認します(整合性)
この機能を有効にする前に、以下を確認してください。
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Junos で公開鍵基盤(PKI)を設定する
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デジタル証明書を構成して読み込む
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TLS 経由で syslog をサポートするリモート宛先(syslog サーバー)を構成します。
TLS 上で syslog(制御プレーン)のトランスポートを
tls
有効にするには、[edit system syslog host host-name transport
] 階層レベルで ステートメントを使用します。 -