MX シリーズ ルーターおよび EX9200 スイッチ用 OVSDB および VXLAN ユーザー ガイド
Open vSwitch Database(OVSDB)管理プロトコルは、物理アンダーレイ内のMXシリーズルーターとEX9200スイッチが仮想オーバーレイ内のVMware NSXコントローラと制御および統計情報を交換するためのコントロールプレーンを提供します。仮想拡張LAN(VXLAN)は、レイヤー2データパケットをレイヤー3トランスポートネットワーク上でトンネリングできるデータプレーンを提供します。このガイドを使用して、MX シリーズルーターと EX9200 スイッチでの OVSDB-VXLAN の実装方法、およびこれらのジュニパーネットワークスデバイスでの OVSDB-VXLAN の設定、監視、トラブルシューティングについて説明します。
このガイドでは、コントローラを使用する代わりに MX シリーズ ルーター上で手動で VXLAN を作成できる、手動 VXLAN について学習および設定することもできます。このアプローチを使用する場合は、2 つの MX シリーズ ルーター間で VXLAN トンネルを作成できる PIM(プロトコル非依存型マルチキャスト)も設定する必要があります。