VXLAN の動的設定をサポートするジュニパーネットワークス デバイスでの OVSDB の設定
ジュニパーネットワークスのデバイスに OVSDB(Open vSwitch Database)管理プロトコルを実装するには、Junos OS の CLI を使用して、ジュニパーネットワークスのデバイスと SDN(Software-Defined Networking)コントローラ間の接続を設定する必要があります。
すべての SDN コントローラ接続は、ジュニパーネットワークスデバイスの管理インターフェイス上で行われます。この接続は、セキュア ソケット レイヤー (SSL) プロトコルを使用してセキュリティで保護されます。接続のデフォルトのポート番号は 6632 です。
また、物理サーバーに接続されている各物理インターフェースが OVSDB によって管理されることも指定する必要があります。この設定を実行することで、基本的に、ジュニパーネットワークスデバイスが、ハードウェアVTEP(仮想トンネルエンドポイント)として機能する他のジュニパーネットワークスデバイスや、ハードウェアVTEPが学習したMACアドレスについて学習することができなくなります。代わりに、この設定により、OVSDB はこれらの要素について学習できます。
ジュニパーネットワークスのデバイスで OVSDB を設定する前に、次のことを行う必要があります。
SSL プライベートキーと証明書が存在しない場合は作成し、ジュニパーネットワークスデバイスの /var/db/certs ディレクトリにインストールします。 SDNコントローラとの接続のためのジュニパーネットワークスデバイスでのSSLキーと証明書の作成とインストールを参照してください。
ジュニパーネットワークスのデバイスでOVSDBを設定するには、次の手順に従います。