NFXデバイス上のアプリケーションセキュリティ
NFX150デバイスは、ネットワークを通過するアプリケーションの種類を可視化して制御するセキュリティサービスを提供するアプリケーション認識型セキュリティサービススイートであるAppSecure機能をサポートしています。AppSecureは、最先端の分類エンジンを使用し、信頼できるネットワークサービス内に存在するネストされたアプリケーションなど、ポートやプロトコルに関係なくアプリケーションを正確に識別します。
AppSecure 機能は、以下のサービスで構成されています。
アプリケーション識別(AppID)- ポート番号以外の特性を使用して、異なるネットワーク層のトラフィックを認識します。アプリケーションが決定されると、AppSecureサービスモジュールを設定して、トラフィックのアプリケーションIDに基づいて、トラフィックの追跡、優先順位付け、アクセス制御、検出、および防止のためにトラフィックを監視および制御することができます。詳細については、「 アプリケーションの識別」を参照してください。
アプリケーション トラッキング(AppTrack):デバイスを通過するアプリケーションを追跡してレポートします。詳細については、「 NFX デバイスでのアプリケーション トラッキング」を参照してください。
アプリケーションファイアウォール(AppFW):アプリケーションベースのルールを使用してアプリケーションファイアウォールを実装します。詳細については、「 NFX デバイス上のアプリケーションファイアウォール」を参照してください。
アプリケーションサービス品質(AppQoS)- アプリケーション認識に基づいてサービス品質の優先順位付けを行います。詳細については、「 アプリケーション QoS」を参照してください。
高度なポリシーベースルーティング(APBR):アプリケーションに基づいてセッションを分類し、設定されたルールを適用してトラフィックを再ルーティングします。詳細については、次を参照してください: NFX デバイスでの高度なポリシーベースルーティング。
AppSecureは、統合されたコンテンツセキュリティ、侵入防御システム(IPS)、およびジュニパーネットワークスのJuniper Advanced Threat Prevention Cloud(ATPクラウド)を介してデバイス上の追加のコンテンツセキュリティと連携し、マルウェア、スパム、フィッシング、およびアプリケーションの悪用からより深く保護します。