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NFX150デバイスのサービスチェイニング

サービス チェイニングについて

多くのネットワーク環境では、トラフィックが宛先に向かうために複数の ネットワーク サービス を流れるのが一般的です。ファイアウォール、ネットワークアドレストランスレータ(NAT)、ロードバランサーなどのこれらのサービスは、通常、複数のネットワーク要素に広がっています。各デバイスはハードウェアが異なっており、異なるサービスを提供するため、個別の運用と管理が必要です。複数のネットワーク機能をリンクするこの方法は、 物理的なサービスチェイニングと考えられます。

サービスチェイニングのより効率的なモデルは、ネットワーク機能を仮想化して単一のデバイスに統合することです。

仮想化されたサービスチェイニングは、Junos OSリリース18.1以降のNFX150デバイスでサポートされています。仮想ネットワーク機能(VNF)をインストールしてリンクし、デバイスを通過するトラフィックに対して L2、L3、L4-L7 サービスを提供できます。

VLAN を使用したサービス チェイニングの設定

メモ:

設定プロセス中にホストへの接続が失われないようにします。

サービスチェイニングを設定するには:

  1. VLAN を作成します。以下のコマンドのいずれかを使用します。
    • VLAN ID なしの VLAN を作成します。この VLAN には、アクセス ポートのみを追加できます。

    • VLAN ID を持つ VLAN を作成します。

    • VLAN IDのリストを使用してVLANを作成します。

  2. VNF 上のインターフェイスを VLAN にアタッチします。
  3. VNFインターフェイスにネイティブVLAN IDをアタッチします。

VLAN 上の DHCP サービスを使用したサービス チェイニングの設定

DHCP サービスを使用して、サービス チェイニングを実現するために、VNF インターフェイス上の IP アドレスを手動で設定する必要はありません。DHCP プールから IP アドレスを割り当てるため、VNF 内のグルー ブリッジ インターフェイス上の DHCP クライアントを有効にします。

サービスチェイニングを設定するには:

  1. VLAN ID を持つ VLAN を作成します none
    メモ:

    DHCP プーリング機能を使用するには、VLAN ID を に設定する none必要があります。

  2. 使用する IP アドレス プールを指定します
  3. FPC1 から VLAN にインターフェイスをアタッチします。
  4. インターフェイスにIPアドレスを設定し、そのインターフェイスでdhcp-serverを有効にします。
  5. VNF 上のインターフェイスを VLAN にアタッチして、サービス チェーンを完了します
  6. VNF で DHCP クライアントを有効にします。

割り当てられた IP アドレスを確認するには、 show system visibility vnf コマンドを使用します。