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RMON履歴サンプリングを設定する

Junos OSは、リモートネットワーク監視(RMON)MIB(RFC 2819)の履歴制御グループ()をサポートしています。etherHistoryTable ヒストリー制御表は、イーサネット・ネットワークからの統計サンプルを記録し、後で検索できるように保管します。

Junos OS CLIを使用して、RMON履歴サンプリングを設定し、収集した統計情報を表示または消去するには、以下のタスクを実行します。

RMON履歴サンプリング収集の設定

階層レベルで ステートメントを使用して、RMON履歴サンプリング収集パラメータを設定します。history[edit snmp rmon] 以下のパラメーターは必須です。

  • 履歴インデックス: 履歴エントリーは、このステートメントの設定時に指定された整数の履歴インデックス値( MIBフィールド)によって識別され、後で収集された結果を表示またはクリアするために使用されます。historyControlIndex

  • インターフェイス:指定した履歴インデックスを監視するインターフェイス。特定のRMON履歴インデックスに関連付けることができるインターフェイスは1つだけです。

必須パラメーターに加えて、カスタム サンプリング (秒単位) とサンプリング (特定の間隔で収集される離散サンプルの数) を指定できます。intervalbucket-size

履歴インデックスに関連付けられたオプションのタグ () をコレクションに割り当てることもできます。owner

RMON履歴統計の表示とクリア

収集されたRMON履歴テーブルのエントリーを表示するには、 コマンドを使用します。show snmp rmon historyコマンドを使用して、RMON 履歴テーブルのフィールド サンプルを表示することもできます 。show snmp mib walk

次のサンプルRMON設定では、履歴インデックス値1を使用して、インターフェイスxe-0/0/20.0の履歴テーブルサンプリングを設定します。

コマンドを使用すると、履歴インデックス 1 について収集されたフィールド統計を確認できます。show snmp mib walketherHistoryPkts

収集されたRMON履歴の統計情報を消去するには、 コマンドを使用します 。clear snmp historyそれまでに収集されたサンプルをクリアした後、設定された間隔で収集が再び続行され、新しいサンプルが記録されます。このコマンドには、特定の設定された履歴インデックスの収集されたサンプルをクリアするか、設定されたすべてのインデックスからすべてのサンプルをクリアするオプションがあります。

たとえば、次のコマンドは、上記で設定した履歴管理インデックス 1 の収集された RMON 履歴サンプルをクリアします。