thresholds (Junos OS)
構文
thresholds thresholds;
階層レベル
[edit services rpm probe owner test test-name], [edit services rpm twamp client control-connection control-client-name]
説明
プローブに使用するしきい値を指定します。設定されたしきい値を超えると、システム ログ メッセージが生成されます。同様に、しきい値を超えると、SNMP トラップ(設定されている場合)が生成されます。
特定のプローブ パラメーターのオプションを thresholds
使用してゼロの値を設定すると、対応するプローブ属性に対して SNMP トラップの生成が無効になります。たとえば、ステートメントを set thresholds jitter-egress 0
指定すると、エグレス時間しきい値内のジッターが満たされるか、超過した場合にトラップがトリガーされません。
オプション
thresholds
— 1 つ以上のしきい値測定を指定します。以下のオプションがサポートされています。
egress-time
—プローブ当たりの送信元から宛先までの最大時間を測定します。ingress-time
—プローブ当たりの宛先から送信元までの最大時間を測定します。jitter-egress
— テスト当たり最大の送信元から宛先へのジッターを測定します。jitter-ingress
—テスト当たりの最大宛先からソースへのジッターを測定します。jitter-rtt
—0~60,000,000 マイクロ秒の最大ジッターをテスト当たり測定します。rtt
—プローブ当たりの最大ラウンドトリップ時間をマイクロ秒で測定します。std-dev-egress
— テスト当たりの送信元と宛先間の標準偏差の最大値を測定します。std-dev-ingress
— テスト当たりの宛先と送信元間の標準偏差の最大値を測定します。std-dev-rtt
— テスト当たりの最大標準偏差をマイクロ秒で測定します。successive-loss
:連続するプローブ損失数を測定し、プローブの障害を示します。total-loss
—テスト障害を示すプローブ損失の合計カウントを 0~15 で測定します。
必須権限レベル
system — このステートメントを設定で表示します。
system-control — このステートメントを設定に追加します。
リリース情報
Junos OS リリース 7.4 より前に導入されたステートメント。
MX シリーズ ルーターの Junos OS リリース 15.1 で導入された [edit services rpm twamp client control-connection control-client-name
] 階層レベルでのサポート。