NETCONF を使用して特定の設定オブジェクトをリクエストする
Junos OS を実行しているデバイスとの NETCONF <filter> <configuration> セッションで、特定の設定オブジェクトに関する完全な情報を要求する場合、クライアント アプリケーションは、ルート(タグ要素で表される)からオブジェクトの即時の親レベルまでの設定階層のすべてのレベルを表すタグ要素を囲むタグ要素を送信します。
要求されたオブジェクトを表す場合、アプリケーションはコンテナ タグ 要素と識別子タグ要素のそれぞれを、そのオブジェクトの識別子値を含む情報のみを出力します。単一の識別子を持つオブジェクトの <name> 場合、実際の識別子タグ要素の名前が異なる場合でも、タグ要素を常に使用できます。実際の名前も有効です。複数の識別子を持つオブジェクトの場合、識別子タグ要素の実際の名前を使用する必要があります。設定オブジェクトの各識別子の名前を検証するには、「 XML API Configuration Developer Reference 」をJunos参照してください。リクエスト全体はタグ要素に含 <rpc> されます。
<rpc>
<get-config>
<source>
<!--tag specifying the source configuration -->
</source>
<filter type="subtree">
<configuration>
<!-- opening tags for each parent of the object -->
<object>
<name>identifier</name>
</object>
<!-- closing tags for each parent of the object -->
</configuration>
</filter >
</get-config>
</rpc>
]]>]]>
タグ要素の詳細については <source> 、「 NETCONF を使用した設定情報リクエストのソースの指定 」を参照してください。
NETCONF サーバーは、要求されたオブジェクトを in <data> <rpc-reply> および タグ要素(ここでは識別子タグ要素が呼び出されるオブジェクト)を返します <name>。開始タグの属性の詳細については、「 <configuration> NETCONF を使用した設定情報リクエストのソースの指定 」を参照してください。
<rpc-reply xmlns="URN" xmlns:junos="URL">
<data>
<configuration attributes>
<!-- opening tags for each parent of the object -->
<object>
<name>identifier</name>
<!-- other child tag elements of the object -->
</object>
<!-- closing tags for each parent of the object -->
</configuration>
</data>
</rpc-reply>
]]>]]>
アプリケーションは、同じタグ要素に適切なタグ要素を含めて、同じタイプまたは他のタイプの追加の構成要素を <get-config> 要求することもできます。詳細については、「 NETCONF を使用して複数の構成要素を同時に要求する 」を参照してください。
次の例は、受験者のlocal[edit routing-options multicast]設定の階層レベルにある、1 つのマルチキャスト スコープの内容を要求する方法を示しています。必要なオブジェクトを指定するには、クライアント アプリケーションは識別子タグ 要素を<name>local</name>最も外側のタグ要素として送信します。