NETCONF を使用した 2 つの前の(ロールバック)設定を比較
Junos OS を実行しているデバイスとの NETCONF セッションで、以前にコミットされた(ロールバック)設定の内容を比較するために、クライアント アプリケーションは Junos XML <get-rollback-information> <rollback> <compare> <rpc> タグ要素とその子要素とタグ要素をタグ要素に送信します。この操作は、 オプションを使用する show system rollback 動作モード コマンドに相当 compare します。
タグ <rollback> 要素は、比較の基礎となる構成のインデックス番号を指定します。タグ <compare> 要素は、基本構成と比較する設定のインデックス番号を指定します。両方のタグ要素の有効な値は、0(直近のコミットされた設定ではゼロ)から 49 の範囲です。
<rpc> <get-rollback-information> <rollback>index-number</rollback> <compare>index-number</compare> </get-rollback-information> </rpc> ]]>]]>
古い設定(インデックス番号が上位の設定)がベース設定の場合、出力は変更の時系列により論理的に対応します。インデックス番号はタグ要素内 <rollback> で囲み、最新の設定のインデックスはタグ要素に <compare> 囲み込 されます。
NETCONF サーバーは、応答を <rpc-reply>、 、 、 <rollback-information>、 タグ <configuration-information>の要素で <configuration-output> 囲います。タグ <ok/> は実装のサイド 効果で、結果には影響しません。
タグ要素の情報 <configuration-output> はASCII [edit interfaces]でフォーマットされ、2つの設定が異なる各階層レベルのバナーライン(など)が含まれています。バナー線の間の各行は、プラス記号(+)またはマイナス記号(–)で始まります。プラス記号は、ステートメントをベース設定に追加すると 2 つ目の設定が行な、マイナス記号は、基本設定からステートメントを削除すると 2 番目の設定が作成されるという結果を示しています。
<rpc-reply xmlns="URN" xmlns:junos="URL"> <rollback-information> <ok/> <configuration-information> <configuration-output> /* formatted ASCII representing the changes */ </configuration-output> </configuration-information> </rollback-information> </rpc-reply> ]]>]]>
次の例は、20 と 4 のインデックスを持つロールバック設定の比較を要求する方法を示しています。