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EX シリーズ スイッチでの MLD スヌーピング トレース操作の設定(CLI 手順)

MLD スヌーピングのトレース操作を有効にすると、送受信されたさまざまなタイプのプロトコル パケットなど、プロトコルの動作に関する詳細メッセージを記録できます。 表 1 に、有効にできるトレース操作と、トレース構成でそれらを指定するために使用するフラグを示します。

表 1: MLD スヌーピングでサポートされるトレース操作

トレース操作

すべてをトレースします (すべてのフラグを含めることに相当)。

all

一般的な MLD スヌーピング プロトコル イベントをトレースします。

general

ルーティング ソケット イベントを介した通信をトレースします。

krt

休暇レポートをトレースします。

leave

ネクストホップ関連のイベントをトレースします。

nexthop

通常の MLD スヌーピング プロトコル イベントをトレースします。このフラグを指定しない場合は、異常操作または異常操作のみがトレースされます。

normal

すべての MLD パケットをトレースします。

packets

トレース・ポリシー処理。

policy

MLD メンバーシップ クエリー メッセージをトレースします。

query

トレース・メンバーシップ・レポート

report

ルーティング情報をトレースします。

route

状態遷移をトレースします。

state

ルーティング プロトコル タスク処理をトレースします。

task

トレース・タイマー処理。

timer

VLAN 関連のイベントをトレースします。

vlan

トレース操作の設定

MLD スヌーピングのトレース操作を設定するには:

  1. トレース ファイルのファイル名を設定します。

    例えば:

  2. (オプション)トレース ファイルの最大数とトレース ファイルのサイズを設定します。

    例えば:

    トレース ファイルが 1 MB に達したときに、トレース ファイルの内容を空にして.gzファイルにアーカイブします。4 つのアーカイブファイルが保持され、その内容は、現在アクティブなトレースファイルがアーカイブされるたびにローテーションされます。

    この手順を省略した場合、トレース ファイルの最大数の既定値は 10 で、最大ファイル サイズの既定値は 128 K です。

  3. 表 1 に示すトレース フラグの 1 つを指定します。

    たとえば、VLAN 関連のイベントや MLD クエリ メッセージに対してトレース操作を実行するには、次のようにします。

トレース操作の表示、停止、および再開

設定をコミットすると、トレース操作が開始されます。トレースファイルは /var/log ディレクトリで確認できます。例えば:

トレース操作を停止および再開するには、設定を非アクティブにしてから再度アクティブにします。