スイッチでの IGMP スヌーピング グループのタイムアウト値の変更
IGMP スヌーピング グループのタイムアウト値は、マルチキャスト キャッシュ テーブルからマルチキャスト グループを削除する前に、スイッチがマルチキャスト ルーターから IGMP クエリーを受信するまでの待機時間を決定します。スイッチは、 query-interval 値と query-response-interval 値を使用してタイムアウト値を計算します。
IGMP スヌーピングをイネーブルにすると、スイッチ上のすべての VLAN に query-interval 値と query-response-interval 値が適用されます。値は以下の通りです。
query-interval—125 秒query-response-interval—10秒
スイッチは、IGMP スヌーピング対応スイッチのグループ タイムアウト値を、 query-interval 値に 2(デフォルトの robust-count 値)を乗算し、 query-response-interval 値を加算することによって自動的に計算します。デフォルトでは、スイッチは IGMP クエリーを受信するまで 260 秒待機してから、マルチキャスト キャッシュ テーブルからマルチキャスト グループを削除します((125 x 2)+ 10 = 260)。
robust-count値を変更することで、グループタイムアウト値を変更することができます。たとえば、(125 x 4) + 10 = 510 のタイミング グループアウトが終了するまでシステムを 510 秒待機させる場合は、次のコマンドを入力します。
[edit protocols] user@switch# set igmp-snooping vlan employee-vlan robust-count 4