監視用 Junos OS ツール
Junos OS、ルーティング プロトコル、ネットワーク接続、デバイス ハードウェアを監視およびトラブルシューティングする主な方法は、CLI からコマンドを入力することです。CLIを使用すると、ルーティングテーブルとルーティングプロトコル固有のデータに情報を表示し、および traceroute
コマンドを使用してネットワーク接続をping
確認できます。
J-Web GUI は、CLI コマンドを使用してデバイスの監視、トラブルシューティング、管理を行う Web ベースの代替手段です。
Junos OSには、ルーターを管理できるSNMPソフトウェアが含まれています。SNMPソフトウェアは、SNMPマスターエージェントとMIB IIエージェントで構成されており、MIB II SNMPバージョン1トラップとバージョン2の通知、SNMPバージョン1 Get
と GetNext
リクエスト、バージョン2 GetBulk
リクエストをサポートしています。
また、このソフトウェアはトレースとロギングの操作もサポートしているため、通常のデバイス操作とエラー状態の両方で発生するイベントを追跡し、デバイスによって生成されたパケットまたはデバイスを通過するパケットを追跡できます。ロギング操作では、syslog のようなメカニズムを使用して、インターフェイスの上下やデバイスへのログインまたはログアウトなど、システム全体の高レベルの操作を記録します。トレース操作は、送受信されるさまざまなタイプのルーティング プロトコル パケット、ルーティング ポリシー アクションなど、ルーティング プロトコルの動作に関するより詳細なメッセージを記録します。