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ネットワーク デバイス上の Junos OS ファイル ストレージのデフォルト ディレクトリ

通常、Junos OS ファイルはデバイス上の以下のディレクトリに格納されます。

  • /altconfig — コマンドを使用して、デバイスで実行中のアクティブなファイルシステムパーティションとアクティブなファイルシステムパーティションを request system snapshot スタンバイパーティションにバックアップすると、 /config ディレクトリが /altconfigにバックアップされます。通常、 /config ディレクトリは CompactConfig カード上に、 /altconfig はハード ディスク上にあります。

  • /altroot— コマンドを使用して、ルーターで実行中のアクティブなファイルシステムパーティションとアクティブなファイルシステムパーティションを request system snapshot スタンバイパーティションにバックアップすると、ルートファイルシステム(/)が /altrootにバックアップされます。通常、ルート ディレクトリは CompactRoot カード上に、 /altroot はハード ドライブ上にあります。

  • /config—このディレクトリは、プライマリ ブート デバイス、つまり、デバイスが起動した恒久ストレージ(一般に Compact Flash カード(デバイス wd0)または内部フラッシュ ストレージにあります。このディレクトリには、juniper.conf、juniper.conf.1、juniper.conf.2、juniper.conf.3 の各ファイルに、現在の運用ルーターまたはスイッチの設定と最後の 3 つのコミットされた設定が含まれています。

  • /var—このディレクトリは、ハードドライブ(デバイス wd2)または内部フラッシュストレージのいずれかにあります。以下のサブディレクトリが含まれています。

    • /home — ユーザー アクセス アカウントを作成するときに作成されるユーザーのホーム ディレクトリが含まれます。SSH認証を使用するユーザーの場合、SSHキーを含む .ssh ファイルがホームディレクトリに配置されます。ユーザーが設定ファイルを保存または読み込むと、ユーザーがフルパス名を指定しない限り、そのファイルはユーザーのホームディレクトリから読み込まれます。

    • /db/config — コミットされた設定の新しいバージョンが最大 46 個含まれており、juniper.conf.4.gz~juniper.conf.49.gz のファイルに保存されます。

    • /log — システム ログとトレース ファイルが含まれます。

    • /tmp — コア ファイルを含みます。ソフトウェアは、0から4までの番号が付いた最大5つのコアファイルを節約します。ファイル番号 0 は最も古いコア ファイルで、ファイル番号 4 は最新のコア ファイルです。最も古いコア ファイルを保持するために、ソフトウェアは最新のコア ファイル(番号 4)を後続のコア ファイルで上書きします。

各デバイスには、Junos OSのバックアップコピーが含まれているリムーバブルメディア(デバイス wfd0)が付属しています。

論理システム上のディレクトリ

現在の juniper.conf ファイルに論理システムの設定を保存するだけでなく、各論理システムには /var/logical-systems/logical-system-name ディレクトリに個別のディレクトリ構造が作成されています。

/var/logical-systems/logical-system-name ディレクトリには、以下のサブディレクトリが含まれています。

  • /config—論理システムに固有の現在の運用設定が含まれます。

  • /log — 論理システムに固有のシステム ログおよびトレース ファイルが含まれます。

    旧バージョンの Junos OS を持つログ ファイルの後方互換性を維持するために、論理システムが設定されている場合、 /var/logs/logical-system-name ディレクトリから /var/logical-systems/logical-system-name ディレクトリまでの記号リンク(symlink)が作成されます。

  • /tmp — 論理システムに固有の一時ファイルを含みます。

論理システムごとにこのファイル システムを使用すると、論理システム ユーザーはトレース ログを表示したり、論理システム ファイルを変更したりすることができます。論理システム管理者は、論理システムに固有のすべてのファイルを表示および変更するためのフル アクセス権を持っています。

論理システムユーザーと管理者は、 および 設定モード コマンドを使用して、論理システム階層レベルで設定ファイルをsave保存およびload読み込むことができます。さらに、論理システム階層レベルで 、 monitor、 、および file 運用モードコマンドを発行show logすることもできます。