ストレージメディアとルーティングエンジン
概要
ルーティングエンジンとパケット転送エンジン(PFE)は、ジュニパーネットワークスのプラットフォームの2つの主要コンポーネントです。Junos OS Evolvedソフトウェアはルーティングエンジンにインストールされ、ストレージメディアに保存されます。
ルーティングエンジンとストレージメディア
ジュニパーネットワークスのルーティングプラットフォームは、2つの基本的なルーティングコンポーネントで構成されています。
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ルーティングエンジン - ルーティングエンジンは、ルーティング更新とシステム管理を制御します。
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パケット転送エンジン(PFE)—パケット転送エンジンは、レイヤー2 およびレイヤー3 のパケットスイッチング、ルートルックアップ、パケット転送を実行します。
システム管理の観点からは、ソフトウェアをルーティングエンジンにインストールし、インストール中に、必要に応じて適切なソフトウェアが他のコンポーネントに転送されます。ルーティング エンジンには、Junos OS Evolvedを格納する2つのソリッドステート ドライブが含まれています。
ストレージメディア
Junos OS Evolvedデバイスは、以下のストレージメディアコンポーネントを使用します。
- ソリッドステートドライブ—Junos OS Evolvedデバイスは、2台のSATAベースのソリッドステートドライブ(SSD)をプライマリストレージデバイスとして使用します。2 つの SSD はプライマリとセカンダリとして指定されます。プライマリSSDは、デフォルトのブートデバイスとして機能します。
- 緊急ブートデバイス—Junos OS Evolvedデバイスの緊急起動デバイスとして外付けUSBドライブを使用できます。緊急ブート デバイスの作成の詳細については、 起動可能な USB ドライブを使用した Junos OS Evolved のブートを参照してください