NTF エージェントの概要
Junos OSは、Junos Telemetry Interface(JTI)の一部として、gRPCとUDPを介してテレメトリデータを公開します。JTI データを既存のテレメトリおよび分析インフラストラクチャにストリーミングする方法の 1 つとして、外部エンティティを管理してデータを互換性のある形式に変換する必要があります。Junos OSリリース18.4R1以降、ネットワークテレメトリフレームワーク(NTF)エージェント機能は、JTIデータが配信されるエンドポイント(IPFIXやKafkaなど)、データのエンコード形式(AVRO、JSON、MessagePackなど)を設定およびカスタマイズできるオンボックスソリューションを提供します。
NTF エージェントは、出力プラグインを使用して JTI データを特定のエンドポイントに適した形式に変換します。NTF エージェントは、ユーザーが定義したセンサー情報を使用して JTI データにサブスクライブします。データを受信する場合、NTF エージェントは出力プラグインを使用してエンドポイントに必要な形式でデータをエンコードし、変換されたデータをエンドポイントにエクスポートします( 図 1 を参照)。NTF エージェントは、Junos OS CLI または NETCONF を使用して設定できます。
図 1:NTF エージェント アーキテクチャ
