DS-Lite の Ping と Traceroute
Junos OS リリース 11.4 では、 ping と traceroute
コマンドを使用して、DS-Lite ソフトワイヤ トンネルのステータスを決定できます。
IPv6 ping—DS-Lite ソフトワイヤターミネーター(AFTR)のソフトワイヤ アドレス エンドポイントは、通常、 階層レベルでのみ
[edit services softwire]
設定されます。どのインターフェイスでもホストする必要はありません。以前のリリースの Junos OS ソフトウェアでは、AFTR が特定のインターフェイスまたはループバックで設定されていない場合、IPv6 ソフトワイヤ アドレスへの ping に対する返信は提供されませんでした。IPv6 ping により、ソフトワイヤ イニシエーター(B4)は、トンネルを作成する前に AFTR のソフトワイヤ アドレスを検証できます。IPv4 ping—特殊な IPv4 アドレス 192.0.0.1 が AFTR 用に予約されています。Junos OS の以前のリリースでは、このアドレスに送信された ping には応答しませんでした。B4 やその他の IPv4 ノードは、このアドレスに ping を実行して、DS-Lite トンネルが機能しているかどうかを判断できるようになりました。
Traceroute — AFTR は現在、DS-Lite トンネルを介してトレースルート パケットを生成して転送します。
新しい機能を使用するために追加のCLI設定は必要ありません。