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インターフェイス送信統計レポートの改善

インターフェイスに提供される負荷は、インターフェイスが特定の期間に送信できるデータの量として定義できます。インターフェイスから出る実際のトラフィックは、送信された負荷です。ただし、送信インターフェイスがオーバーサブスクライブされている場合、発信インターフェイスに接続されているスケジューラでトラフィックがドロップする可能性があります。したがって、提供される負荷の計算ではパケットドロップやトラフィック損失の可能性が考慮されていないため、提供される負荷は実際の送信負荷と常に同じであるとは限りません。

MXシリーズルーターでは、論理インターフェイスレベルの統計情報に提示された負荷が表示されますが、実際の送信負荷とは異なる場合が多く見られます。この制限に対処するために、Junos OS ではリリース 11.4 R3 以降で新しい設定オプションが導入されています。[edit interface interface-name]階層レベルでの新しい設定オプションである interface-transmit-statistics を使用すると、インターフェイス上の送信負荷を正確にキャプチャして報告するように Junos OS を設定できます。

集合型イーサネットインターフェイスは、送信された負荷統計のレポートをサポートしていません。集合型イーサネットインターフェイスは、実際の送信負荷統計をキャプチャして報告するように設定することはできません。

interface-transmit-statistics ステートメントが [edit interface interface-name]階層レベルに含まれている場合、以下の動作モード コマンドが実際の送信負荷を報告します。

  • show interface interface-name <detail | extensive>

  • monitor interface interface-name

  • show snmp mib get objectID.ifIndex

show interface interface-name コマンドは、インターフェイスで interface-transmit-statistics 設定が有効になっているか無効になっているかも表示します。