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ポート速度の概要

デバイスまたはラインカードのポート速度、複数のポート速度のサポートについての詳細、ガイドラインおよびポート速度の設定方法について説明します。

ポート速度の紹介

ポート速度とは、ラインカードが1秒間にポートを通して送信するデータの最大量を指します。ポート速度は以下のよう計測されます。

  • 1秒あたりのキロビット(Kbps)

  • ギガビット/秒(Gbps)

  • テラビット/秒(Tbps)

表 1は、異なる種類のポート速度設定について説明しています。

表 2は、チャネル化および非チャネル化インターフェイスの命名形式について説明しています。

ポート速度の設定 - PICレベル はPICレベル - シャーシ階層でのポート速度設定について説明しています。

ポート速度の設定 - ポートレベル はポートレベル - シャーシ階層でのポート速度設定について説明しています。

非チャネル化されたインターフェイスのポート速度の設定は、[edit interfaces]階層から、チャネル化されていないインターフェイスのポート速度を設定する手順について説明しています。

チャネル化されたインターフェイスのポート速度の設定は、[edit interfaces]階層から、チャネル化されていないインターフェイスのポート速度を設定する手順について説明しています。

特定の機能のプラットフォームおよびリリースサポートについては、機能エクスプローラーで確認できます。

プラットフォームに関連する注意点については、プラットフォーム固有のポートプロファイルの動作セクションを参照してください。

表 1: ポート速度設定の種類

ポート速度設定の種類

説明

PICまたはMICレベル

1つのPICまたはMICにすべてのポートを設定して、同じ速度で動作することが可能です。例えば、100Gbpsのポート速度をサポートするPICのすべてのポートを設定して、100Gbpsの速度で動作させることができます。pic-modeステートメントを使用して速度を指定しない場合、ポートはデフォルト速度で動作します。

ポートレベル

それぞれのポートを異なる速度で動作するように設定して、各ポートを有効化できます。ポートレベルでポート速度を設定すると、異なる速度でサポートされているラインカードのポートを柔軟に操作できるようになります。

speedステートメントを使用しているPICの特定のポート速度を変更すると、そのポートの速度のみが変更されます。PICの他のポートは、影響を受けません。例えば、4つの10ギガビットイーサネットインターフェイスをポート0に、1つの40ギガビットイーサネットインターフェイスをポート1に、そして1つの100ギガビットイーサネットインターフェイスをポート2に設定可能です。

インターフェイスの命名規則

各インターフェイスには一意の識別子が含まれており、命名規則に従う必要があります。インターフェイスを設定するときには、インターフェイス名を使用します。ポートは、単一のインターフェイス(非チャネル化インターフェイス)として設定するか、ポートをより小さいデータチャネルか複数のインターフェイス(チャネル化インターフェイス)に分割することができます。

物理ポートで複数のインターフェイスがサポートされている場合は、インターフェイス命名規則でコロン(:)記号を区切り記号として使用することで、物理ポート上の複数のインターフェイスを識別します。インターフェイス命名規則では、xe-x/y/z:channelの場合:

  • xは、FPCスロット番号を示します。

  • yは、PICスロット番号を示します。

  • zは、物理ポート番号を示します。

  • チャネルは、チャネル化されたインターフェイスの数を示します。

40ギガビットイーサネットインターフェイス(et-fpc/pic/port)が10ギガビットイーサネットインターフェイスとしてチャネル化される場合、インターフェイスはxe-fpc/pic/port:channel形式で表示され、チャネルの値は0から3になります。

表 2: チャネル化および非チャネル化されたインターフェイスの命名形式

インターフェイス

非チャネル化されたインターフェイスの命名形式

チャネル化されたインターフェイスの命名形式

10ギガビットイーサネットインターフェイス

プレフィックスは、xe-です。インターフェイス名は、xe-fpc/pic/portの形式で表示されます。

プレフィックスは、xe-です。インターフェイス名は、xe-fpc/pic/port:channelの形式で表示されます。

25ギガビットイーサネットインターフェイス、40ギガビットイーサネットインターフェイス、100ギガビットイーサネットインターフェイス、200ギガビットイーサネットインターフェイス、および400ギガビットイーサネットインターフェイス。

プレフィックスは、et-です。インターフェイス名は、et-fpc/pic/portの形式で表示されます。

プレフィックスは、et-です。インターフェイス名は、et-fpc/pic/port:channelの形式で表示されます。

オーバーサブスクリプションとは何ですか?

オーバーサブスクリプションは、PICレベルでポートの速度を設定し、その速度をサポートするすべてのポートが有効になっている場合に発生します。オーバーサブスクリプションを防止するには、設定された速度で動作するアクティブポートの数を設定することができます。インターフェイスは、アクティブなポートに対してのみ作成されます。パケット転送容量のオーバーサブスクリプションがサポートされていない場合、各パケット転送エンジンの需要は、その転送容量と同じまたはそれ以下である必要があります。

プラットフォーム固有のポートプロファイルの動作

特定の機能のプラットフォームおよびリリースサポートについては、機能エクスプローラーで確認できます。

プラットフォーム固有の動作を確認するには、以下のテーブルを使用して下さい:

プラットフォーム

違い

ACXシリーズ

  • ポートプロファイルをサポートするACX710、ACX7100、ACX7509ルーターは、インターフェイス階層でのチャネル化設定と非チャネル化設定をサポートします。

  • ポートプロファイルをサポートするACX5448およびACX7024ルーターは、シャーシ階層でのポートレベルおよびpicレベルの設定をサポートします。

MXシリーズ

  • ポートプロファイルをサポートするMXルーターは、シャーシ階層でのポートレベルとpicレベルの設定をサポートします。

PTXシリーズ

  • ポートプロファイルをサポートするPTXルーターは、インターフェイス階層でのチャネル化および非チャネル化設定をサポートします。