サービスインターフェイスのアドレスとドメインの設定
ASまたはマルチサービスPICでは、 階層レベルで ステートメント[edit interfaces interface-name unit logical-unit-number family inet]
を含めるaddress
ことで、システムログメッセージの送信元アドレスを設定します。
address address { ... }
値を設定address
することにより、インターフェイスにIPアドレスを割り当てます。ASまたはマルチサービスPICは通常、 ステートメントを使用して設定されたIPバージョン4(IPv4)アドレスのみをサポートしますが、IPsecサービスは、 ステートメントを使用してfamily inet
family inet6
設定されたIPバージョン6(IPv6)アドレスもサポートします。
同じルーティング インスタンス内の複数のインターフェースに同じアドレスを設定した場合、Junos OS は最初の設定のみを使用し、残りのアドレス設定は無視され、インターフェースにアドレスがない状態になることがあります。アドレスが割り当てられていないインターフェイスは、番号なしイーサネットインターフェイスのドナーインターフェイスとして使用できません。
例えば、以下の設定では、インターフェース xe-0/0/1.0 のアドレス設定は無視されます。
interfaces { xe-0/0/0 { unit 0 { family inet { address 192.168.1.1/24; } } } xe-0/0/1 { unit 0 { family inet { address 192.168.1.1/24; } } }
複数のインターフェイスで同じアドレスを設定する詳細については、「 インターフェイスアドレスの設定」を参照してください。
サービスインターフェイスに固有ではない、設定可能なその他のアドレス指定プロパティについては、 ルーティングデバイス用Junos OSネットワークインターフェイスライブラリを参照してください。
ステートメントは service-domain
、インターフェイスをネットワーク内で使用するか、リモートデバイスとの通信に使用するかを指定します。ソフトウェアはこの設定を使用して、適用するデフォルトのステートフルファイアウォールルールを決定し、サービスルールのデフォルトの方向を決定します。ドメインを設定するには、 階層レベルで ステートメントを含め service-domain
ます [edit interfaces interface-name unit logical-unit-number]
。
service-domain (inside | outside);
ネクストホップ サービス セット定義でインターフェイスを設定する場合、その設定は および outside-service-interface
ステートメントの設定とinside-service-interface
一致している必要があります。詳細については、 service-domain
サービス インターフェイスに適用されるサービス セットの設定を参照してください。