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コンバージェンス時間を改善するためにVRRPを設定する

設定されたVRRP(仮想ルーター冗長プロトコル)のコンバージェンス時間を短縮し、トラフィック復旧時間を1秒未満に短縮できます。VRRP のコンバージェンス時間を改善するには、以下のタスクを実行します。

開始する前に、VRRP を設定します。 VRRP の設定を参照してください。

  1. 分散定期パケット管理(PPM)プロセスを設定して、VRRP プロセスが忙しいときに VRRP アドバタイズメントを送信します。
  2. スキュータイマーを無効にして、プライマリ状態への移行に必要な時間を短縮します。
    メモ:

    ネットワーク導入にプライマリ ルーターとバックアップ ルーターが 1 つだけの場合、スキュー タイマーを無効にして、プライマリ状態への移行に必要な時間を短縮できます。

  3. プライマリ状態への移行を開始する前に、バックアップルーターが見逃し得る高速アドバタイズの数を設定します。
  4. VLANのさまざまなサブネット上でVRRPグループを設定して、状態を継承し、グループの1つを設定します。
  5. 設定を確認します。
メモ:
  • VRRP グループの継承は、すべてのタイプのインターフェイスでサポートされています。統合型ルーティングおよびブリッジング(IRB)インターフェイス、集合型イーサネット インターフェイス、MC-LAG(マルチシャーシ リンク アグリゲーション グループ)インターフェイスを介して VRRP を設定した場合、VRRP 配信、スキュー タイマーの無効化、アドバタイズしきい値の削減などのコンバージェンス時間を短縮する他の手段は適用できません。

  • 他のルーターと比較して、MPCを搭載したMXシリーズルーターでは、コンバージェンス時間とトラフィック復旧時間が少なくなります。

  • コンバージェンス時間の短縮は、物理インターフェイスのすべてのタイプの設定に適用されますが、すべての設定でコンバージェンス時間が1秒未満になる可能性があります。コンバージェンス時間は、バックアップからプライマリ状態に移行するグループの数と、これらのグループが移行する間隔によって異なります。