グレースフル リスタートの有効化
グレースフル リスタートはデフォルトで無効になっています。機能をグローバルに有効にするには、 [edit routing-options]
または [edit routing-instances instance-name routing-options]
階層レベルでグレースフルリスタートを設定する必要があります。
例えば:
routing-options { graceful-restart; }
オプションで、個々のプロトコル レベルまたは Junos OS 15.1 時点のグローバル設定を個々のルーティング インスタンス レベルで変更できます。
BGPまたはLDPセッションが確立された後にグレースフルリスタートを設定すると、BGPまたはLDPセッションが再起動し、ピアはグレースフルリスタート機能をネゴシエートします。
グレースフル リスタートを無効にするには、 ステートメントを disable
含めます。階層レベルで ステートメントを disable
含めることで、すべてのプロトコルに対してグローバルにこれを行うことができます。また、 階層レベルで [edit routing-options]
無効ステートメントを含めることで、単一のプロトコルのグレースフルリスタートを [edit protocols protocol graceful-restart]
無効にすることができます。完全な再起動の期間を設定するには、 ステートメントを restart-duration
含めます。120~900の数字を指定できます。
このステートメントを含めることができる階層レベルの一覧は、このステートメントのステートメント概要セクションを参照してください。
階層レベルに ステート メントをgraceful-restart
[edit routing-options]
含めると、グレースフル リスタートも集約ルートとスタティック ルートで有効になります。