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BFD が管理下の状態にある場合の静的ルート状態について

BFD(Bidirectional Forwarding Detection)Admin Down 状態は、BFD セッション管理上(通常の BFD セッションおよびマイクロ BFD セッションに適用)を停止し、クライアント アプリケーションを BFD 設定の削除、ライセンスの問題、BFD セッションのクリアから保護するために使用されます。

BFD が Admin Down の状態になると、BFD は障害検知時間をピアに新しい状態に通知し、期限が切れた後、クライアントはパケットの送信を停止します。

Admin Down 状態を機能するには、Admin Down 状態通知を受信するピアに、管理をダウンした状態と実際のリンク障害を区別する機能が必要です。

BFD セッションは次の条件下で Admin Down の状態に移動します。

  • BFD セッションに最後に接続されたクライアントの BFD 設定が削除された場合、BFD は管理下の状態に移動し、その変更をピアに通信して、ダウンせずにクライアント プロトコルを有効にします。

  • クライアントで BFD ライセンスが削除されると、BFD は Admin Down の状態に移動し、その変更をリモート システムに伝え、ダウンせずにクライアント プロトコルを有効にします。

  • コマンド clear bfd session が実行されると、BFD セッションは再起動する前に管理下の状態に移動します。また clear bfd session 、このコマンドは、クライアント アプリケーションが影響を受けずにいます。

ソフトウェア リリースJunos OS 16.1R1から、以下のいずれかのコマンドを設定することで、BFD Admin Down の状態で静的ルートの状態を設定できます。

  • set routing-options static static-route bfd-admin-down active:BFD Admin Down の状態が静的ルートをプルダウンします。

  • set routing-options static static-route bfd-admin-down passive:BFD Admin Down の状態では静的ルートは引き下がらない。