Junos Fusion におけるアグリゲーション デバイス間の設定同期の有効化
複数のアグリゲーション デバイスを使用する Junos Fusion では、多くの場合、機能(拡張ポートなど)の設定と、拡張ポートを含むルーティング インスタンスや VLAN などのエンティティの設定が、すべてのアグリゲーション デバイスで一致する必要があります。機能の設定ステートメント(この場合は拡張ポート)が1つのアグリゲーションデバイスで異なる方法で指定されている場合、そのアグリゲーションデバイス上のステートメントが予測できない方法で実装されたり、まったく実装されなかったりする可能性があります。
設定の同期を使用して、設定グループで行われた設定がコミットされたときに、すべてのアグリゲーション デバイスで適用されるようにすることができます。設定の同期により、Junos Fusionの管理が簡素化されます。ユーザーは、設定グループに設定ステートメントを入力して、その設定グループをすべてのアグリゲーションデバイスに適用することができ、各アグリゲーションデバイスで設定手順を繰り返す必要はありません。また、設定を同期することで、すべてのアグリゲーション デバイスに同じ設定が適用されるという設定の一貫性も確保できます。
すべてのアグリゲーション デバイスでまったく同じ設定が必要となるソフトウェア機能には、設定の同期を使用することを強くお勧めします。
使用可能なグループ設定オプションは、このドキュメントの範囲外です。MC-LAGトポロジーでのグループ設定の使用の詳細については、 MC-LAG設定の同期 についておよび MC-LAG設定の同期とコミット を参照してください。
Junos Fusion 内のアグリゲーション デバイス間で設定の同期を有効にします。
簡潔にするために、この手順の例では、2 つのアグリゲーション デバイスのみでの設定を示しています。特に明記されていない限り、2 台のアグリゲーション デバイスの例は、4 台のアグリゲーション デバイスを持つトポロジーにも適用されます。