マルチキャスト転送について Junos Fusion Enterprise
リリース Junos OS リリース 17.1R1、マルチキャスト トラフィック転送は複数のインターフェイスでJunos Fusion Enterprise。マルチキャスト転送は、アグリゲーション デバイス(AD)でのみサポートされています。
マルチキャスト転送の概要
AD は、拡張ポートのセットにイングレス マルチキャストレプリケーションを実行します。サテライト デバイスでは、拡張されたポートごとにマルチキャスト トラフィックを受信します。次のシナリオは、IPv4 と IPv6 の両方のトラフィックでサポートされています。
VLAN フラッディングを使用したレイヤー 2 マルチキャスト — IGMP スヌーピングと MLD(Multicast Learner Discovery)プロトコルが AD 上で設定され、マルチキャスト トラフィックを転送
レイヤー 3 マルチキャスト—IGMP と PIM は、マルチキャスト トラフィックを転送するために AD 上で設定されます。IGMP のバージョン 2 および 3 のみサポートされています。
レイヤー 2 マルチキャスト転送のJunos Fusion Enterprise
レイヤー 2 マルチキャスト転送を 1 つのインターフェイスでJunos Fusion Enterprise、各 VLAN で IGMP スヌーピングと MLD スヌーピングを設定します。次の例は、必要な基本設定を示しています。IRB(統合型ルーティングおよびブリッジング)インターフェイスを備えた仮想ルーター インスタンスもサポートされています。
protocols { igmp-snooping { vlan team-a { interface ge-101/0/0.0 { multicast-router-interface; } interface ge-101/0/1.0 { static { group 233.252.0.1; } } } vlan team-b; } }
レイヤー 3 マルチキャスト転送のJunos Fusion Enterprise
レイヤー 3 マルチキャスト転送を 1 つのインターフェイスで設定するにはJunos Fusion Enterprise PIM と IGMP を有効にします。次の例は、必要な基本設定を示しています。マルチキャスト トラフィックが IRB インターフェイスを介して転送される場合、IRB インターフェイスも必要です。
protocols { igmp { accounting; interface all; interface irb.40 { version 2; } interface irb.50 { static { group 233.252.0.1; } } } pim { rp { auto-rp discovery; static { address 192.0.2.1; } } interface all { mode sparse; } } }