外部ログ コレクターにサービス単位のスループットを送信するように MX シリーズ ルーターを設定するためのガイドライン
MS-MPC および MS-MIC を搭載した MX シリーズ ルーターでこの機能を設定する際は、次のガイドラインに従ってください。
syslog サーバーに到達できない場合、ルーターはログ コレクターに情報を送信できません。
グレースフル ルーティング エンジン スイッチオーバー(GRES)手順の後、新しく機能するアクティブなルーティング エンジンは、設定された時間間隔(リセット操作と同様)の後にデータをサーバーに送信し始めます。GRES が保存されない前のアクティブ間隔およびデータでの経過時間。
時間の範囲は、60~86400秒(24時間)でなければなりません。
タイマーが設定されていない場合、デフォルト値の 300 秒が想定されます。
スループット データは、サービスが稼働している場合にのみ送信できます。
最大スループットのみが、過去 300 秒間または設定された時間間隔で送信されます。
伝送を有効にするには、スループット値をゼロ以上にする必要があります。データは、ルーターのタイムゾーンに基づいて送信されます。
ログ コレクターに送信されたデータの確認メカニズムはサポートされていません。ルーターは、データがすでにログ コレクターに書き込まれているかどうかに関する確認応答を受信しません。
ルーターは、設定可能な時間間隔を超えるスループットデータを維持しません。
ログ コレクターが送信されたデータを正常に受信しているか、ログ サーバーに到達可能かどうかを追跡するためのメカニズムは存在しません。
時間間隔とログコレクターは、すべてのサービスに共通です。各サービスのログ収集に異なる期間を設定したり、サービスごとに異なるログコレクターを設定することはできません。
CLI コマンドを使用してシステム スループット値をクリアすることはできません。外部からスループット値がクリアまたは変更されていないことを前提としています。スループットはサービスによって内部で計算する必要があり、CLI で手動で変更しないでください。
これらの値に対する SNMP サポートは利用できません。
ログ コレクターは、スループット データの 95 百分の 1 の計算を実行します。Syslog は、拡張されたシステム状態でも、設定されたサービスに関連するスループット データのログ コレクターに送信されます。
以下は、指定した頻度で送信するように設定された syslog の形式です。
<Date> <Time> < time-zone> <Router_name> <Service_name> <Throughput_value> Throughput = <Unit_Mbps/Gbps> in last <Time_Interval>
例を次に示します。
Jan 8 08:49:57 America/Adak deuterium CGNAT Throughput = 1500000 Mbps in last 300Sec